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[ja] translate Semantic convention and Resource (open-telemetry#4741)
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Yoshi Yamaguchi authored Jul 2, 2024
1 parent 1956807 commit 2c8ed57
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Showing 2 changed files with 66 additions and 0 deletions.
49 changes: 49 additions & 0 deletions content/ja/docs/concepts/resources/index.md
Original file line number Diff line number Diff line change
@@ -0,0 +1,49 @@
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title: リソース
weight: 70
default_lang_commit: 825b6e2
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## はじめに

{{% docs/languages/resources-intro %}}

オブザーバビリティバックエンドに[Jaeger](https://www.jaegertracing.io/)を使用している場合、リソース属性は**Process**タブの下にグループ化されます。

![トレースに関連するリソース属性の出力例を示すJaegerのスクリーンショット](screenshot-jaeger-resources.png)

リソースは `TraceProvider` または `MetricProvider` の初期化時に追加されます。
この関連付けは後で変更することはできません。
リソースが追加されると、そのプロバイダーに紐づいた `Tracer` または `Meter` から生成されるすべてのスパンとメトリクスに、そのリソースが関連付けられます。

## SDKが提供するデフォルト値を持つセマンティック属性

OpenTelemetry SDK が提供する属性があります。
そのうちの1つが `service.name` で、これはサービスの論理名を表します。
デフォルトでは、SDKはこの値に `unknown_service` を代入するので、コードの中で明示的に設定するか、環境変数 `OTEL_SERVICE_NAME` を設定することを推奨します。

さらに、SDKは自身を識別するために、`telemetry.sdk.name``telemetry.sdk.language``telemetry.sdk.version` といったリソース属性も提供します。

## リソース検出器

ほとんどの言語固有のSDKは、環境からリソース情報を自動的に検出できるリソース検出器のセットを提供しています。
一般的なリソース検出器には次のようなものがあります。

- [オペレーティングシステム](/docs/specs/semconv/resource/os/)
- [ホスト](/docs/specs/semconv/resource/host/)
- [プロセスとプロセスランタイム](/docs/specs/semconv/resource/process/)
- [コンテナ](/docs/specs/semconv/resource/container/)
- [Kubernetes](/docs/specs/semconv/resource/k8s/)
- [クラウドプロバイダー固有の属性](/docs/specs/semconv/resource/#cloud-provider-specific-attributes)
- [その他](/docs/specs/semconv/resource/)

## カスタムリソース

独自のリソース属性を指定することもできます。
リソース属性はコードで指定することも、環境変数 `OTEL_RESOURCE_ATTRIBUTES` に設定することもできます。
該当する場合は、[リソース属性のセマンティック規約](/docs/specs/semconv/resource) を使用してください。
たとえば、`deployment.environment` を使用して、[デプロイ環境](/docs/specs/semconv/resource/deployment-environment/) の名前を指定できます。

```shell
env OTEL_RESOURCE_ATTRIBUTES=deployment.environment=production yourApp
```
17 changes: 17 additions & 0 deletions content/ja/docs/concepts/semantic-conventions.md
Original file line number Diff line number Diff line change
@@ -0,0 +1,17 @@
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title: セマンティック規約
description: さまざまな種類の操作やデータの共通の名前
weight: 30
default_lang_commit: 825b6e2
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OpenTelemetryは[セマンティック規約](/docs/specs/semconv/)を定義していて、セマンティック属性と呼ばれることもあります。
これは、さまざまな種類の操作やデータに対する共通の名前を指定するものです。
セマンティック規約を使う利点は、コードベース、ライブラリ、プラットフォーム間で標準化できる共通の命名スキームに従うことです。

トレース、メトリクス、ログ、リソースのセマンティック規約が利用可能です。

- [トレースセマンティック規約](/docs/specs/semconv/general/trace/)
- [メトリクスセマンティック規約](/docs/specs/semconv/general/metrics/)
- [ログセマンティック規約](/docs/specs/semconv/general/logs/)
- [リソースセマンティック規約](/docs/specs/semconv/resource/)

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