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CLI-tool for ConoHa Object Storage.

ConoHaオブジェクトストレージを操作するためのCLIツールです。ConoHaオブジェクトストレージで使える機能を一通りサポートしています。

API

オブジェクトストレージのAPIを使用するので、あらかじめConoHaのコントロールパネルから、APIユーザを作成しておいてください。

特徴

  1. ConoHaオブジェクトストレージで使える機能を一通りカバーしています
  2. Goで実装されているため、実行ファイルは一つでインストールが容易です
  3. 2.と同じ理由で、Windows, MacOSX, Linuxなど、だいたいどの環境でも動作すると思います
  4. 認証情報をファイルに保持します。コマンド実行の度に認証情報を設定する必要がありません
  5. 他のOpenStack Swiftで構築されたシステムに対しても動作するかもしれません

インストール

MacOSX

ターミナルなどから以下のコマンドを実行します。

L=/usr/local/bin/conoha-ojs && curl -sL https://github.com/hironobu-s/conoha-ojs/releases/download/v20150104.1/conoha-ojs.darwin.amd64.gz | zcat > $L && chmod +x $L

アンインストールする場合は/usr/local/bin/conoha-ojsを削除してください。

Linux

ターミナルなどから以下のコマンドを実行します。/usr/local/binにインストールされるので、root権限が必要です。他のディレクトリにインストールする場合はL=/usr/local/bin/conoha-ojsの部分を適宜書き換えてください。

L=/usr/local/bin/conoha-ojs && curl -sL https://github.com/hironobu-s/conoha-ojs/releases/download/v20150104.1/conoha-ojs.linux.386.gz | zcat > $L && chmod +x $L

アンインストールする場合は/usr/local/bin/conoha-ojsを削除してください。

Windows

ZIPファイルをダウンロードして、適当なフォルダに展開します。

アンインストールする場合はファイルをゴミ箱に入れてください。

ビルド方法

自分でビルドする場合は以下のようにします。Goの実行環境が用意されていることが前提になります。

$ git clone https://github.com/hironobu-s/conoha-ojs
$ cd conoha-ojs
$ go build -o conoha-ojs

使い方

コマンド名(conoha-ojs)に続き、サブコマンドを指定します。

Usage: conoha-ojs COMMAND [OPTIONS]

A CLI-tool for ConoHa Object Storage.

Commands:
  auth      Authenticate a user.
  list      List a container or objects within a container.
  stat      Show informations for container or object.
  upload    Upload files or directories to a container.
  download  Download objects from a container.
  delete    Delete a container or objects within a container.
  post      Update meta datas for the container or objects;
            create containers if not present.
  deauth    Remove an authentication file (~/.conoha-ojs) from a local machine.
  version   Print version.

auth

オブジェクトストレージの認証を行います。認証に成功した場合、認証情報がファイルに保存されます。

NOTE: 認証は一番最初に行わなくてはなりません。認証を行わないと、他のサブコマンドが使用できません。

NOTE: APIユーザ名とパスワードなどをファイルに保持します。ファイルはホームディレクトリの.conoha-ojsで、パーミッションは0600です。

$ conoha-ojs auth -u "api-username" -p "******"

list

コンテナ内のオブジェクト一覧を取得します。コンテナを省略した場合、一番上位のコンテナが選択されます。

$ conoha-ojs list <container-name>

stat

コンテナ/オブジェクトのメタデータや詳細情報を取得します。

$ conoha-ojs stat <container or object>

upload

ファイルをアップロードします。

一つ目の引数はアップロード先のコンテナです。二つ目以降の引数にアップロードするファイルを複数指定できます。

$ conoha-ojs upload <container> <file>...

ワイルドカードも指定できます

$ conoha-ojs upload <container> *.txt

download

コンテナ/オブジェクトをダウンロードします。

一つ目の引数にダウンロードするオブジェクト。二つ目の引数にダウンロード先のパスを指定します。 第一引数にコンテナを指定すると、コンテナ内のオブジェクトをすべてダウンロードして、コンテナと同じ名前のディレクトリに格納されます。

$ conoha-ojs download <object> <dest path>

delete

コンテナ/オブジェクトを削除します。コンテナを指定した場合、コンテナ内のオブジェクトもすべて削除されます。

$ conoha-ojs delete <container or object> 

post

コンテナ/オブジェクトにメタデータや、コンテナに対する読み込み権限(Read ACL), 書き込み権限(Write ACL)を設定します。また、空のコンテナを作成するのにも使用します。

メタデータを指定する場合は-mオプションを使用します。メタデータはキーと値を:(コロン)で区切ります。

$ conoha-ojs post -m foo:bar <container or object> 

値が指定されなかった場合は、メタデータを削除します。

$ conoha-ojs post -m foo: <container or object> 

コンテナに対する読み込み権限を設定するには-rオプションを使います。たとえば、コンテナをWeb公開する場合は以下のようになります。

$ conoha-ojs post -r ".r:*,.rlistings" <container>

コンテナに対する書き込み権限を設定するには-wオプションを使います。ただしConoHaオブジェクトストレージはユーザを一つしか作成できません。このオプションは機能しますが、今のところ意味がありません。

$ conoha-ojs post -w "account1 account2" <container>

deauth

conoha-ojsが作成した設定ファイルを削除します。設定ファイルにはオブジェクトストレージの認証情報が記録されていますが、必要に応じてこのサブコマンドで削除することができます。再びconoha-ojsを使う場合は、authサブコマンドを使って認証を行ってください。

$ conoha-ojs deauth

version

バージョンを表示します。

$ conoha-ojs version

TODO

  • バイナリを準備する
  • 認証情報は環境変数に保存するようにしたい
  • ラージオブジェクト対応
  • 多数のダウンロード/アップロードは並列処理できる?
  • テストが足りない
  • 英語が間違ってるかも

License

MIT License

About

CLI-tool for ConoHa Object Storage

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