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Update pod overview in Japanese #18277

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29 changes: 14 additions & 15 deletions content/ja/docs/concepts/workloads/pods/pod-overview.md
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Expand Up @@ -17,11 +17,11 @@ card:
{{% capture body %}}
## Podについて理解する

*Pod* は、Kubernetesの基本的なビルディングブロックとなります。Kubernetesオブジェクトモデルの中で、ユーザーが作成し、デプロイ可能なシンプルで最も最小のユニットです。単一のPodはクラスター上で稼働する単一のプロセスを表現します
*Pod* は、Kubernetesアプリケーションの基本的な実行単位です。これは、作成またはデプロイするKubernetesオブジェクトモデルの中で最小かつ最も単純な単位です。Podは、{{< glossary_tooltip term_id="cluster" >}}で実行されているプロセスを表します

単一のPodは、アプリケーションコンテナ(いくつかの場合においては複数のコンテナ)や、ストレージリソース、ユニークなネットワークIPや、コンテナがどのように稼働すべきか統制するためのオプションをカプセル化します。単一のPodは、ある単一のDeploymentのユニット(単一のコンテナもしくはリソースを共有する、密接に連携された少数のコンテナ群を含むような*Kubernetes内でのアプリケーションの単一のインスタンス*) を表現します。
Podは、アプリケーションのコンテナ(いくつかの場合においては複数のコンテナ)、ストレージリソース、ユニークなネットワークIP、およびコンテナの実行方法を管理するオプションをカプセル化します。Podはデプロイメントの単位、すなわち*Kubernetesのアプリケーションの単一インスタンス* で、単一の{{< glossary_tooltip term_id="container" >}}または密結合なリソースを共有する少数のコンテナで構成される場合があります。

> [Docker](https://www.docker.com)はKubernetesのPod内で使われる最も一般的なコンテナランタイムですが、Podは他のコンテナランタイムも同様にサポートしています。
[Docker](https://www.docker.com)はKubernetesのPod内で使われる最も一般的なコンテナランタイムですが、Podは他の[コンテナランタイム](/ja/docs/setup/production-environment/container-runtimes/)も同様にサポートしています。

Kubernetesクラスター内でのPodは2つの主な方法で使うことができます。

Expand All @@ -30,11 +30,10 @@ Kubernetesクラスター内でのPodは2つの主な方法で使うことがで
* **協調して稼働させる必要がある複数のコンテナを稼働させるPod** : 単一のPodは、リソースを共有する必要があるような、密接に連携した複数の同じ環境にあるコンテナからなるアプリケーションをカプセル化することもできます。 これらの同じ環境にあるコンテナ群は、サービスの結合力の強いユニットを構成することができます。
-- 1つのコンテナが、共有されたボリュームからファイルをパブリックな場所に送信し、一方では分割された*サイドカー* コンテナがそれらのファイルを更新します。そのPodはそれらのコンテナとストレージリソースを、単一の管理可能なエンティティとしてまとめます。

[Kubernetes Blog](http://kubernetes.io/blog)にて、Podのユースケースに関するいくつかの追加情報を見ることができます。
さらなる情報を得たい場合は、下記のページを参照ください。
[Kubernetes Blog](http://kubernetes.io/blog)にて、Podのユースケースに関するいくつかの追加情報を見ることができます。さらなる情報を得たい場合は、下記のページを参照ください。

* [The Distributed System Toolkit: Patterns for Composite Containers](https://kubernetes.io/blog/2015/06/the-distributed-system-toolkit-patterns)
* [Container Design Patterns](https://kubernetes.io/blog/2016/06/container-design-patterns)
* [The Distributed System Toolkit: Patterns for Composite Containers](https://kubernetes.io/blog/2015/06/the-distributed-system-toolkit-patterns)
* [Container Design Patterns](https://kubernetes.io/blog/2016/06/container-design-patterns)

各Podは、与えられたアプリケーションの単一のインスタンスを稼働するためのものです。もしユーザーのアプリケーションを水平にスケールさせたい場合(例: 複数インスタンスを稼働させる)、複数のPodを使うべきです。1つのPodは各インスタンスに対応しています。
Kubernetesにおいて、これは一般的に_レプリケーション_ と呼ばれます。
Expand All @@ -50,7 +49,6 @@ Podは凝集性の高いサービスのユニットを構成するような複
ユーザーは、コンテナ群が密接に連携するような、特定のインスタンスにおいてのみこのパターンを使用するべきです。
例えば、ユーザーが共有ボリューム内にあるファイル用のWebサーバとして稼働するコンテナと、下記のダイアグラムにあるような、リモートのソースからファイルを更新するような分離された*サイドカー* コンテナを持っているような場合です。


{{< figure src="/images/docs/pod.svg" alt="Podのダイアグラム" width="50%" >}}

Podは、Podによって構成されたコンテナ群のために2種類の共有リソースを提供します。 *ネットワーキング* と*ストレージ* です。
Expand All @@ -61,24 +59,24 @@ Podは、Podによって構成されたコンテナ群のために2種類の共

#### ストレージ

単一のPodは共有されたストレージ*ボリューム* のセットを指定できます。Pod内の全てのコンテナは、その共有されたボリュームにアクセスでき、コンテナ間でデータを共有することを可能にします。ボリュームもまた、もしPod内のコンテナの1つが再起動が必要になった場合に備えて、データを永続化できます。
単一のPodは共有されたストレージ{{< glossary_tooltip term_id="volume" >}}のセットを指定できます。Pod内の全てのコンテナは、その共有されたボリュームにアクセスでき、コンテナ間でデータを共有することを可能にします。ボリュームもまた、もしPod内のコンテナの1つが再起動が必要になった場合に備えて、データを永続化できます。
単一のPod内での共有ストレージをKubernetesがどう実装しているかについてのさらなる情報については、[Volumes](/docs/concepts/storage/volumes/)を参照してください。

## Podを利用する

ユーザーはまれに、Kubenetes内で独立したPodを直接作成する場合があります(シングルトンPodなど)。
これはPodが比較的、一時的な使い捨てエンティティとしてデザインされているためです。Podが作成された時(ユーザーによって直接的、またはコントローラーによって間接的に作成された場合)、ユーザーのクラスター内の単一のNode上で稼働するようにスケジューリングされます。そのPodはプロセスが停止されたり、Podオブジェクトが削除されたり、Podがリソースの欠如のために*追い出され* たり、Nodeが故障するまでNode上に残り続けます
これはPodが比較的、一時的な使い捨てエンティティとしてデザインされているためです。Podが作成された時(ユーザーによって直接的、またはコントローラーによって間接的に作成された場合)、ユーザーのクラスター内の単一の{{< glossary_tooltip term_id="node" >}}上で稼働するようにスケジューリングされます。そのPodはプロセスが停止されたり、Podオブジェクトが削除されたり、Podがリソースの欠如のために*追い出され* たり、ノードが故障するまでノード上に残り続けます

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{{< note >}}
単一のPod内でのコンテナを再起動することと、そのPodを再起動することを混同しないでください。Podはそれ自体は実行されませんが、コンテナが実行される環境であり、削除されるまで存在し続けます。
{{< /note >}}

Podは、Podそれ自体によって自己修復しません。もし、稼働されていないNode上にPodがスケジュールされた場合や、スケジューリング操作自体が失敗した場合、Podが削除されます。同様に、Podはリソースの欠如や、Nodeのメンテナンスによる追い出しがあった場合はそこで停止します。Kubernetesは*コントローラー* と呼ばれる高レベルの抽象概念を使用し、それは比較的使い捨て可能なPodインスタンスの管理を行います。
Podは、Podそれ自体によって自己修復しません。もし、稼働されていないノード上にPodがスケジュールされた場合や、スケジューリング操作自体が失敗した場合、Podが削除されます。同様に、Podはリソースの欠如や、ノードのメンテナンスによる追い出しがあった場合はそこで停止します。Kubernetesは*コントローラー* と呼ばれる高レベルの抽象概念を使用し、それは比較的使い捨て可能なPodインスタンスの管理を行います。
このように、Podを直接使うのは可能ですが、コントローラーを使用したPodを管理する方がより一般的です。KubernetesがPodのスケーリングと修復機能を実現するためにコントローラーをどのように使うかに関する情報は[Podとコントローラー](#pods-and-controllers)を参照してください。

### Podとコントローラー

単一のコントローラーは、ユーザーのために複数のPodを作成・管理し、レプリケーションやロールアウト、クラスターのスコープ内で自己修復の機能をハンドリングします。例えば、もしNodeが故障した場合、コントローラーは異なるNode上にPodを置き換えるようにスケジューリングすることで、自動的にリプレース可能となります。
単一のコントローラーは、ユーザーのために複数のPodを作成・管理し、レプリケーションやロールアウト、クラスターのスコープ内で自己修復の機能をハンドリングします。例えば、もしノードが故障した場合、コントローラーは異なるノード上にPodを置き換えるようにスケジューリングすることで、自動的にリプレース可能となります。

1つまたはそれ以上のPodを含むコントローラーの例は下記の通りです。

Expand Down Expand Up @@ -115,7 +113,8 @@ spec:
{{% /capture %}}

{{% capture whatsnext %}}
* Podの振る舞いに関して学ぶには下記を参照してください。
* [Podの停止](/docs/concepts/workloads/pods/pod/#termination-of-pods)
* [Podのライフサイクル](/docs/concepts/workloads/pods/pod-lifecycle/)
* [Pod](/ja/docs/concepts/workloads/pods/pod/)について更に学びましょう
* Podの振る舞いに関して学ぶには下記を参照してください
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箇条書きなので丸を消した

* [Podの停止](/ja/docs/concepts/workloads/pods/pod/#podの終了)
* [Podのライフサイクル](/ja/docs/concepts/workloads/pods/pod-lifecycle/)
{{% /capture %}}