FIX: electron-storeの保存場所をGPU版と統一する

[sabonerune]

内容

• CPU版のelectron-storeの保存先がvoicevox-cpuなのをGPU版と合わせたい #337 の解決です。

関連 Issue

close #337

その他

最初はapp.setName()でアプリ名を操作するつもりでしたがそれだけでは保存ディレクトリが変更されなかったのでuserDataのディレクトリをvoicevoxと指定しまうことにしました。

開発版のログが製品版のディレクトリに保存されてしまう問題もついでに修正されました。

electron-logの既知の問題によりデフォルトのログのディレクトリが必ず作成されてしまいます。

[sabonerune]

electron-logのドキュメントにはElectronの保存場所を使用する場合は次のコードを使うように書かれているが

return path.join(variables.electronDefaultDir, variables.fileName);

https://github.com/megahertz/electron-log/blob/v4.4.1/docs/file.md#resolvepath-variables-pathvariables-message-logmessage--string
electron-logをインポートした時点で設定されていた値が使われるようなので現在のコードになっている。

[Hiroshiba]

LGTM！！

あれですね、設定ファイルの場所が変わるから、以前の設定ファイルをコピーするようなマイグレーションが必要ですね･･･！
とても大事なので別途issueを立てて仕様を決められればと思います！

• 設定ファイルの場所変更をマイグレーションする #1008

[sabonerune]

voicevox/src/background.ts

Lines 53 to 56 in 4bbf49c

	app.setPath(
	"userData",
	path.join(app.getPath("appData"), `voicevox${isDevelopment ? "-dev" : ""}`)
	);

https://www.electronjs.org/ja/docs/latest/api/app#appsetpathname-path

パスとして存在しないディレクトリが指定された場合、Error が投げられます。 その場合、そのディレクトリを fs.mkdirSync や類似のもので作成するべきです。

とあるのでこれから修正します。

[sabonerune]

修正完了しました。

[Hiroshiba]

再LGTM！！

[Hiroshiba]

fixedUserDataDirが下1000行のどこかで意図せず使われるかもなので、blockにして使えなくするのとかどうでしょう。

Suggested change

	const fixedUserDataDir = path.join(
	app.getPath("appData"),
	`voicevox${isDevelopment ? "-dev" : ""}`
	);
	if (!fs.existsSync(fixedUserDataDir)) {
	fs.mkdirSync(fixedUserDataDir);
	}
	app.setPath("userData", fixedUserDataDir);
	{
	const fixedUserDataDir = path.join(
	app.getPath("appData"),
	`voicevox${isDevelopment ? "-dev" : ""}`
	);
	if (!fs.existsSync(fixedUserDataDir)) {
	fs.mkdirSync(fixedUserDataDir);
	}
	app.setPath("userData", fixedUserDataDir);
	}
	}

あるいは関数化するのも良いかもです。
（そのままでも問題ないです！）

[Hiroshiba]

@y-chan さんもレビューお願いできると！！

こちらがマージされた後は #1008 に取り組んで、あとボイボ準拠エディタ開発者の方々に念のため報告する感じになるかなと思ってます！

[y-chan]

LGTM...!
マージしちゃいますね...!