EC-CUBE4.2系のプラグインプロジェクトを解析して、EC-CUBE4.3系に互換性のあるコードに変換します。このツールは Symfony Upgrade Fixer をフォークしています。
composer install
コマンドでインストールできます。
このFixerはPHP8.1以上で動作します。 PHP7.4以下には対応していません。
fix
コマンドを使用して指定したパスのコードを変換します。
$ bin/eccube-upgrade-fixer fix /path/to/dir
$ bin/eccube-upgrade-fixer fix /path/to/file
--dry-run
オプションを付けると、ファイルは変更せずに変換が必要なファイルを表示します。
$ bin/eccube-upgrade-fixer fix /path/to/code --dry-run
Name | Description |
---|---|
ContainerClassFixer | コンテナクラスの取得方法を変更(services.yamlの変更は未対応) |
EncoderFactoryInterfaceFixer | EncoderFactoryInterfaceクラスの取得先を変更 |
GetDirFixer | コンテナクラスのgetParameterメソッドによるパラメータ取得をEccubeConfigクラスから実行するように変更 |
GetRepositoryFixer | コンテナクラスによるレポジトリクラスの取得をEntityManagerから実行するように変更 |
MasterToMainFixer | RequestStackのgetMasterRequestをgetMainRequestへ変更 |
NewTokenFixer | Symfony6.0更新によるトークン作成時の第2引数部分の削除 |
SessionFixer | セッション情報の取得をRequestStackから実行するように変更 |
このツールはphp-cs-fixerに依存しています。