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Canon LIPSLX Printer Driver for Linux Version 2.40
必 ず お 読 み く だ さ い
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□ 商標について
Adobe、Acrobat、Acrobat Reader、PostScript およびPostScript 3は、
Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。
Linux は、Linus Torvalds の商標です。
OpenOffice.org and the OpenOffice.org logo are trademarks or registered trademarks
of Oracle and/or its affiliates.
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
その他、本文中の社名や商品名は、各社の商標です。
□ 目次
ご使用になる前に
1.はじめに
2.Canon LIPSLX Printer Driver for Linuxの配布ファイル構成
3.プリンタドライバの使用環境
4.使用上の注意
1.はじめに ---------------------------------------------------------------------
このたびは「Canon LIPSLX Printer Driver for Linux」をご利用いただきまして、
誠にありがとうございます。
本プリンタドライバは、Linux OS上の印刷システムであるCUPS(Common Unix Printing
System)環境で動作するキヤノンLBP/imageRUNNER ADVANCE/Color imageRUNNER/
imageRUNNER/imagePRESS/MFシリーズ製品に対応する印刷機能を提供するドライバです。
2.Canon LIPSLX Printer Driver for Linuxの配布ファイル構成 ----------------------
Canon LIPSLX Printer Driver for Linuxの配布ファイルは、以下のとおりです。
なお、CUPSドライバ共通モジュールおよびプリンタドライバモジュールの
ファイル名は、お使いのバージョンによって異なります。
- README-lipslx-2.4x.txt (本ドキュメント)
Canon LIPSLX Printer Driver for Linuxの使用上の注意、補足情報について記載
しています。
- LICENSE-lipslxdrv-2.4x.txt
Canon LIPSLX Printer Driver for Linuxの使用許諾契約書です。
- guide-lipslx-2.4x.tar.gz
Canon LIPSLX Printer Driver for Linuxの利用方法を記したオンラインマニュアル
です。
Canon LIPSLX Printer Driver for Linuxの動作環境・インストール方法・使用方法に
ついては、こちらに記載しています。
圧縮ファイルになっていますので、任意のディレクトリに解凍してご参照ください。
- cndrvcups-common-2.40-X.i386.rpm (32-bit用)
- cndrvcups-common-2.40-X.x86_64.rpm (64-bit用)
- cndrvcups-common_2.40-X_i386.deb (Debian 32-bit用)
Canon LIPSLX Printer Driver for Linuxで用いる、CUPSドライバ共通モジュールの
インストールパッケージです。
- cndrvcups-lipslx-2.40-X.i386.rpm (32-bit用)
- cndrvcups-lipslx-2.40-X.x86_64.rpm (64-bit用)
- cndrvcups-lipslx_2.40-X_i386.deb (Debian 32-bit用)
Canon LIPSLX Printer Driver for Linuxのインストールパッケージです。
- cndrvcups-common-2.40-X.tar.gz
Canon LIPSLX Printer Driver for Linuxで用いる、CUPSドライバ共通モジュールの
ソースファイルです。
- cndrvcups-lipslx-2.40-X.tar.gz
Canon LIPSLX Printer Driver for Linuxのソースファイルです。
3. プリンタドライバの使用環境 --------------------------------------------------
本プリンタドライバは以下の環境でご使用ください。
・ハードウェア x86互換の32-bit CPUまたは64-bit CPUを搭載し、Linuxが動作する
コンピュータ
・対象プリンタ LBP3410
LBP3700
LBP3800
LBP3900
LBP3910
LBP3920
LBP3930
LBP3950
LBP3970
LBP3980
LBP3980M
LBP4500
LBP5400
LBP5900
LBP5910/5910F
LBP5910M/5910MF
LBP6600
LBP6700
LBP7600C
LBP7700C
LBP8630/8620/8610
LBP9500C
LBP9600C
imageRUNNER ADVANCE C2020/2030
imageRUNNER ADVANCE C5030/C5030F/C5035/C5035F
imageRUNNER ADVANCE C5051/C5051F/C5045/C5045F
imageRUNNER ADVANCE C7055/C7065
imageRUNNER ADVANCE C9065 PRO
imageRUNNER ADVANCE C9075 PRO
imageRUNNER ADVANCE 6055/6065
imageRUNNER ADVANCE 6075
imageRUNNER ADVANCE 8085/8095
imageRUNNER ADVANCE 8105
iR105i
iR2230
iR2270/2270F
iR2870/2870F
iR3025/3025F
iR3035/3035F
iR3045/3045F
iR3225/3225F
iR3235/3235F
iR3245/3245F
iR3570/3570F
iR4570/4570F
iR5055/5055N
iR5065/5065N
iR5075N
iR5570/5570N
iR6570/6570N
iR7086
iR7095
iR7105
iR7270N
iR8570N
iR C2110F/C2110N
iR C2550F
iR C2880/C2880F
iR C3080/C3080F
iR C3380/C3380F
iR C3580/C3580F
iR C3880/C3880F
iR C4080/C4080F
iR C4580/C4580F
iR C5180/C5180N
iR C5185/C5185N
iR C5870/C5870N
iR C5880N
iR C6870/C6870N
iR C6880N
imagePRESS C1
imagePRESS C1+
D400-450
MF4320-4350
MF4360-4390
MF4010
MF4100 シリーズ
MF4200 シリーズ
MF4400 シリーズ
MF4500 シリーズ
MF4600 シリーズ
MF6500 シリーズ
MF6700 シリーズ
MF7100 シリーズ
MF7200 シリーズ
MF7300 シリーズ
MF7400 シリーズ
MF8000 シリーズ
MF8000C
MF8300 シリーズ
MF8300C
MF8400 シリーズ
MF9200 シリーズ
L90/160/230
L1000
インストール方法および具体的なご利用方法に関しましては、オンラインマニュアルを
ご覧ください。
4.使用上の注意 -----------------------------------------------------------------
- cndrvcups-commonパッケージのバージョン2.40をインストールする場合、
cndrvcups-lipslxパッケージも、同じバージョン2.40をインストールして
お使いください。
- LIPSLX、UFR II(US)、UFR II(UK)のドライバのパッケージのうち、2つ以上がインス
トールされている環境で、1つのパッケージだけアップデートインストールを行うと、
アップデートインストール時にエラーが発生します。
この問題は、インストールされているすべてのパッケージを一緒にアップデートする
ことで回避できます。
- OpenOffice.orgおよびStarSuiteより[ページレイアウト]で複数ページ/枚を
指定した場合、CUPSモジュールの動作原因により、正しく複数ページ割り付けされて
出力されません。
- OpenOffice.orgおよびStarSuiteより部数指定をして作成したPostScriptファイルは、
ドライバ画面の[プリンタ選択/印刷設定]ページ内の[印刷部数]で指定した値では
なく、PostScriptファイル作成時の部数を反映して出力します。
- プリント処理中にドライバ画面より設定内容を変更した場合、印刷結果は変更後の
設定内容を反映したものになります。
- OpenOffice.org、GIMP、Acrobat Reader v5.0などのアプリケーションより
[印刷全般]ページの[明るさ/ガンマ補正設定]を指定した場合、設定内容は
有効になりません。
- デスクトップまたはコマンドライン上から、PDF書類を直接指定して印刷することは
できません。PDF書類を印刷するときは、Acrobat ReaderまたはAdobe Readerより
印刷することを推奨いたします。
- Linux以外のOS環境で作成されたPDF書類をAcrobat Readerより印刷する場合、
PDFファイル中で使用されている和文フォントによっては、正しい印刷結果が
得られない場合があります。
- [印刷全般]ページの[明るさ/ガンマ補正設定]で100未満の値を指定した場合、
ghostscriptの動作原因により、最終ページに黒いページが余分に出力されます。
- 印刷時プリントキューの最大保持数は、CUPSモジュールの仕様により500未満です。
500番目以降のプリントキューは破棄されます。
- SUSE LINUX Professional 9.3 をお使いの場合、ドライバ画面が文字化けする
場合があります。
この問題は、以下の方法で回避できます。
1) rootでログインする
2) 以下のコマンドを実行して、GTK+の環境設定を変更する
# cd /etc/
# ln -s opt/gnome/gtk ./
- SUSE LINUX Professional 9.3 をお使いの場合、ドライバ画面を起動すると、
ワーニングが発生する場合があります。
この問題は、以下の方法で回避できます。
1) [Kメニュー] ->[コントロールセンター]を起動する
2) [外観&テーマ]を選択する
3) [色]を選択する
4) [非KDEアプリケーションにも色設定を適用]のチェックをオフにする
5) [コントロールセンター]を閉じる
- OpenOffice.orgから印刷するときに、ドライバ画面の[印刷部数]で複数部数を指定
すると、[回転]等の一部のフィニッシング機能が正常に動作しない場合があります。
- SUSE Linux 9.3、SUSE Linux 10.0をお使いの場合、MozillaまたはFireFoxで[印刷]
ダイアログボックスから印刷をするときに、複数部数を指定しても、設定内容は有効
にならず、1部しか印刷されません。
この問題は、/etc/cups/mime.convsファイルの下記の行を以下のとおりに変更すること
で回避できます。
[修正前]
application/mozilla-ps application/postscript 33 pswrite
[修正後]
application/mozilla-ps application/postscript 33 pstops
- Fedora 8、Fedora 9をお使いの場合、[印刷全般]ページの[バナーページ印刷設定]-
[印刷終了]で[none]以外を指定すると、印刷キューが停止します。
- Fedora 9/10/11/12/13/14/15 64-bitをお使いの場合、本ドライバを使用してColor iR/
Color LBP機で印刷を行うと、うまく印刷できないことがあります。これは、64-bitを
標準でインストールすると、32-bitのJPEGライブラリがインストールされないためです。
この問題は、パッケージを追加インストールすることで回避できます。
以下のコマンドを実行します。
<Fedora9/10 の場合> # yum install libjpeg.i386
<Fedora11 の場合> # yum install libjpeg.i586
<Fedora12/13 の場合> # yum install libjpeg.i686
<Fedora14/15 の場合> # yum install libjpeg-turbo.i686
- Fedora 10/11/12/13/14/15 64-bitをお使いの場合、共通モジュールをインストール
するために32-bit版のglibcライブラリが必要になります。
以下のコマンドを実行することでインストールできます。
<Fedora10 の場合> # yum install glibc.i386
<Fedora11 の場合> # yum install glibc.i586
<Fedora12/13/14/15 の場合> # yum install glibc.i686
また、バージョン1.90以降のプリンタドライバでは32-bit版のxml2ライブラリが必要に
なります。
以下のコマンドを実行することで印刷できるようになります。
<Fedora10 の場合> # yum install libxml2.i386
<Fedora11 の場合> # yum install libxml2.i586
<Fedora12/13/14/15 の場合> # yum install libxml2.i686
- Fedora 11をお使いの場合、ジョブをキャンセルして印刷キューが停止した状態で印刷
を行うと、ジョブが保留されます。
このような場合は、CUPSWebインタフェースのプリンタの状態にある[メンテナンス]
ボタンをクリックして、[プリンタを開始]を選択すると、[保留中]のジョブが
再実行されます。
[メンテナンス]ボタンが無い場合は、[プリンタを停止]を選択すると[プリンタを
開始]が選択できます。
- OpenSUSE 10.2およびSLED10SP1に含まれるGhostscriptのバージョンが8.15.3の
システムをお使いの場合、印刷できない文書があります。他のバージョンの
Ghostscriptを入手してください。
- OpenSUSE 11.0でGhostscriptのバージョンが8.6.xのシステムをお使いの場合、
EvinceやGIMPなどのアプリケーションから印刷するときに時間がかかる場合があります。
- OpenSUSE 11.1 のKDE 環境ではOkularが標準ドキュメントビューアとなりますが、
ドライバの機能が正常に動作しません。
この問題は、Adobe Reader等の他アプリケーションを使用することで回避できます。
- Adobe Reader 7.0.xの印刷画面で「用紙サイズ」「給紙部」「両面印刷」などの
指定を行った場合、プリンタコマンドにコマンドオプションとして指定した項目が
自動的に付加されますが、コマンドオプションとして正しく認識できないため、
指定した項目は無効となります。
指定を有効にして印刷する場合、プリンタコマンドのコマンドオプションを以下の
ように"-o "で1つ1つのオプションを区切るように指定してください。
(変更前) -o InputSlot=Manual,Duplex=DuplexNotumble
(変更後) -o InputSlot=Manual -o Duplex=DuplexNoTumble
- Adobe Reader 8からPDFを印刷した場合、一部の画像データが印刷されない場合が
あります。
この問題は、Adobe Reader 7または9を使用するか、またはPostScriptオプションをレベル3に
設定して印刷することで回避できる場合があります。
- Adobe Reader 8.1.2の印刷画面のプロパティで[両面印刷(短辺とじ)]を指定して
印刷すると、[両面印刷(長辺とじ)]で印刷されます。
この問題は、cngplpから印刷することによって回避できます。
- Vine Linux 3.1をお使いの場合、Adobe Reader 7.0.9からの印刷に時間がかかったり、
印刷できない文書があります。
- Vine Linux 4.1をお使いの場合、コマンドラインから日本語を含むPDFを印刷すると、
Ghostscriptが不正終了するためPDF印刷が止まる場合があります。
この問題は、Adobe Readerを使用することにより回避できます。
- Vine Linux 4.1をお使いの場合、Adobe Reader 8からPDFファイルを印刷すると、
Adobe Reader 8が作成するPSファイルをGhostscript(7.07)が解析できず異常終了し、
フィルタ処理が終了するため、キューが停止することがあります。
この問題は、Adobe Reader 7を使用することで回避できます。
- Vine Linux 4.1、Vine Linux 4.2、Fedora 8、Fedora 9、およびRedHat Enterprise
Linux v.5をお使いの場合、CUPSフィルタが常にポートレイトでPSコマンドを作成する
ため、テキストファイルの印刷において、ランドスケープ指定時に向きがポートレイト
となり、印字が欠けているような印刷結果となることがあります。
また、CUPS標準フィルタのtexttopsで提供される機能は正しく動作しないことがあり
ます。
この問題は、CUPS設定ファイルmime.convsのtext/plain行で指定されているCUPSフィ
ルタ名を、CUPS標準フィルタのtexttopsに変更することで回避できます。
その場合、日本語テキストは文字化けしますので、テキストエディタやpapsなどの
テキスト・ポストスクリプト変換プログラムで作成したPSコマンドを印刷する必要が
あります。
- OpenOffice.orgのWriterなどのアプリケーションの印刷画面で給紙部を指定した場合、
指定は無効となり、ドライバ画面で設定した給紙部を使って印刷されます。
給紙部を指定して印刷するには、ドライバ画面で指定するか、コマンドラインから
印刷してください。
- Debian GNU/Linux 4.0をお使いの場合、プリンタ登録操作時にppdファイルエラーと
なる場合があります。プリンタ登録コマンドのppd指定に "-m" の代わりに
"-P (ppdのフルパス)"を使用してください。
例: /usr/sbin/lpadmin -p LBP5900
-P /usr/share/cups/model/CNCUPSLBP5900ZJ.ppd
-v lpd://192.168.1.10/LBP5900 -E
- Ubuntu10.10/11.04、Fedora14/15において、プリンタを登録した場合に、原稿サイズの
デフォルトがOSの言語環境に沿った原稿サイズにならない場合があります。この問題は、
以下の方法でプリンタを登録することで回避できます。
【回避策1】
lpadminコマンドのPPDファイルを指定するオプションに、"‐m"でなく"‐P"を指定する。
"-P"でPPDを指定する場合、指定するPPDファイルへのパスは絶対パス、または相対パスを
指定してください。
例)
# /usr/sbin/lpadmin -p [登録プリンタ名] -P [PPDファイルパス] -v lpd:[デバイスURI] -E
【回避策2】
1) "/etc/cups/cupsd.conf"に、"DefaultPaperSize Auto"を追加した後に、CUPSを再起動する。
2) プリンタを登録する。
- Debian GNU/Linux 4.0をお使いの場合、Evinceからの印刷に時間がかかったり、印刷で
きないPDF文書があります。この場合は、Adobe Readerなど他のアプリケーションから
印刷してください。
- Debian GNU/Linux 4.0 r6をお使いの場合、ロケールにEUC-JPが設定されているときに
テキストファイルをcngplpから印刷すると、印刷に失敗します。
この問題は、テキストエディタやpapsなどのテキスト・ポストスクリプト変換プログラム
で作成したPSコマンドを印刷することで回避できます。
- Debian GNU/Linux 5.0.2をお使いの場合、共通モジュールをインストールするために
gs-espモジュールが必要となります。
以下のコマンドを実行することでgs-esp モジュールをインストールできます。
# apt-get install gs-esp
- Ubuntu 7.04およびDebian GNU/Linux 4.0をお使いの場合、ドライバ画面などが文字化け
する場合があります。/etc/gtk/gtkrc.jaファイルを/etc/gtk/gtkrc.ja.utf8として
コピーし、作成したgtkrc.ja.utf8ファイルの1行目と最終行を以下のように書き換えて
ください。
[修正前] gtk-default-ja
[修正後] gtk-default-ja-utf8
- Ubuntu 7.04/7.10/8.04/8.10/9.04およびDebian 3.1/4.0/5.0では共通モジュールを
インストールするためにlibcupsys2ライブラリが必要になります。
システムにインストールされていない場合、以下のコマンドを実行することで
インストールできます。
# apt-get install libcupsys2
- Ubuntu 8.10/9.04/9.10/10.04/10.10/11.04をお使いの場合、排紙方法を指定して印刷
しても、デフォルトの排紙方法で印刷されます。
この問題は、CUPSプリンタ設定(Web)から排紙方法の設定を変更することで回避でき
ます。
- Ubuntu 8.10をお使いの場合、逆順印刷を指定して印刷しても、印刷結果に反映されま
せん。
この問題は、CUPSをアップデートすることで回避できます。
- Ubuntu 8.10/9.04/9.10/10.04/10.10/11.04をお使いの場合、PDFデータおよびPSデータ
を印刷するときに明るさとガンマ補正を指定して印刷しても、印刷結果に反映されない
場合があります。
- USB接続でプリンタをスプーラに登録する場合、ディストリビューションによっては
[デバイスURI]に/dev/usb/lp*と指定しても"Printer not Connected"と表示され、
正常に印刷できない場合があります。その場合、以下のコマンドを使って表示される
プリンタ固有の名称を[デバイスURI]として指定してください。
例)iR C5185 の場合
1) [デバイスURI]を確認する
# /usr/sbin/lpinfo -v
direct usb://Canon/iR%20C5185%20(LIPS4)
direct usb://Canon/iR%20C5185%20(LIPS%20LX)
2) プリンタを登録する
# lpadmin -p IRC5185_USB -m CNCUPSIRC5185ZJ.ppd
-v usb://Canon/iR%20C5185%20(LIPS%20LX) -E
- Mandriva One 2008 SpringまたはMandriva 2008 PowerPackでCUPSのバージョンが
1.3.6のシステムをお使いの場合、CUPSの標準機能を指定して印刷しても、印刷結果に
反映されないことがあります。
この問題は、CUPSをアップデートすることで回避できます。
- Ghostscriptのバージョンが8.6.xの場合、印刷できない文書があります。
- MF4270、L90/160/230をお使いの場合、環境や印刷データによってはデバイス側で
タイムアウトエラーが発生し、「PRINTER DATA ERROR」エラーとなり印刷できない場合
があります。
この問題は、デバイス側のエラータイムアウト設定をOFFにすることで回避できます。
- フィニッシャー・Q3またはサドルフィニッシャー・Q4を装着して、用紙サイズでA4/
レター/リーガルを指定している場合、[仕上げ]ページの[とじ方向]を
[短辺とじ(上)]、[ステイプル位置]を[上辺(2ヵ所)]に指定、あるいは[とじ方向]
を[短辺とじ(下)]、[ステイプル位置]を[下辺(2ヵ所)]に指定する組み合わせで
印刷したときに、正しく印刷されません。
- iR C2110F/C2110N、MF8400 シリーズ、LBP9500C/9600Cをお使いの場合、プリンタの本体
パネルではIPv6設定が可能ですが、ネットワーク接続はIPv4のみサポートとなります。
- CentOS 5.3をお使いの場合、Evinceで複数部数を指定して印刷しても、指定した部数
どおりに印刷されません。
この問題は、AdobeReaderなどのほかのPDFビューアから印刷を行うか、以下の方法で
回避できます。
1) Evinceで、部数を1部、出力先にPSコマンドを選択して、ファイルを出力します。
2) ファイル出力したPSコマンドを、cngplpで部数を指定して印刷します。
- Ubuntu 9.04/9.10/10.04/10.10/11.04、Fedora 11/12/13/14/15をお使いの場合、
バナー印刷を行うと、指定部数分バナーページが印刷されます。
- Fedora 15/Ubuntu 11.04で、明るさを0%から9%に指定して印刷した場合、明るさの設定
が有効にならず、明るさを100%に指定した場合と同等の印刷結果となります。
- Fedora13/14/15 32bit/64bitをお使いの場合、[cngplp]ダイアログボックスやコマンド
ラインから、TIFF、JPEG画像ファイルを印刷した場合、印刷画像が崩れることがあります。
この問題は、最初にGIMP等のアプリケーションからPostScriptファイル出力した後、
ファイル出力したPSコマンドをcngplpから印刷することで回避できます。
-[cngplp]ダイアログボックスやコマンドラインからTIFF、JPEG 画像を印刷した場合、画像が
分割されて複数ページに渡って印刷されることがあります。
この問題は、GIMP等のアプリからPostScriptファイル出力を行った後、ファイル出力した当該
PSファイルを[cngplp]ダイアログボックスやコマンドラインから印刷することで回避できます。
- Fedora13/14/15をお使いの場合、[cngplp]ダイアログボックスやコマンドラインから
明るさ、ガンマ補正を指定しても、2ページ目以降の印刷結果に反映されないことが
あります。これは、アプリケーションが生成するPostScriptデータを、Ghostscriptが
正しく認識できていないため、これらの機能が有効とならないからです。
- 出力方法に[セキュアプリント]を指定して[cngplp]ダイアログボックスで[設定保存/印刷]
を行った後、出力方法を[印刷]に変更して[印刷]を行うと、[セキュアプリント]実行時に
設定したドキュメント名がデバイスのジョブ履歴に表示されます。この問題は、出力方法を
[セキュアプリント]から[印刷]に変更した際、[印刷]ボタンで印刷するのではなく[設定
保存/印刷]ボタンで印刷することで回避できます。
- エントリやテキストビューの値を設定後、ダイアログ右上の[X]ボタンをクリックして終了する
と、エントリやテキストビューに設定した値が[OK]ボタンをクリックした時と同様に、有効な値
として扱われます。設定値を無効にしたい場合には、[キャンセル]ボタンをクリックしてください。
- 次の文字は、CUPSのバージョンにより扱いが異なるので、使用を推奨しません。
"#"
CUPS V1.4から、"#"はコメントとして扱われるため、コマンドラインで使用した場合、"#"以降の
文字列が有効になりません。
"\"
"\\\123"と入力した場合、CUPSのバージョンによって次の内容で扱われます。
CUPS V1.1.22の場合:\123
CUPS V1.4.3の場合:\\123
- Ubuntu 9.04をお使いの場合、CUPSのバージョンを「1.3.9-17ubuntu3.2」に
アップデートすると、PSデータ不正のため印刷に失敗します。
この問題は、CUPSのバージョンを「1.3.9-17ubuntu3.1」にダウングレードすることで
回避できます。
- 以下のコマンドを実行します。
# apt-get install cups=1.3.9-17ubuntu3.1
- GTK (GIMP Toolkit) のバージョンにより、画面の文字が欠けて表示される場合があり
ますが、機能や設定される値には問題ありません。該当する文言領域を再描画すると
回復します。
- Fedora 12、Ubuntu 9.10をお使いの場合、CUPSのWebインタフェースからのデフォルト
オプションを変更すると、各機能間の設定に競合が発生しているのにもかかわらず、
デフォルト値が保存されます。また、一度競合が発生した状態で保存されると、
Webインターフェースで競合が発生しない正しい値に設定しても保存できません。
この状態で[cngplp]ダイアログボックスを表示すると、不正な動作をする場合が
あります。
この問題は、以下の方法で回避できます。
【回避策1】Fedora12(32bit/64bit)、Ubuntu9.10
不正な動作をしたプリンタを再登録することで正常な状態に戻ります。
【回避策2】Fedora12(32bit/64bit)
以下のコマンドでCUPS をアップデートすることで回避できます。
<Fedora12(32bit) の場合> # yum update cups.i686
<Fedora12(64bit) の場合> # yum update cups.x86_64
- 64bit環境で本ドライバをお使いの場合、ドライババージョン2.00、2.10、2.20のいずれかから、
ドライババージョン2.30以降へアップデートインストールすると、印刷時にエラーが起こる
ことがあります。
この問題は、本ドライバをアンインストール(rpm -e <ドライバ>)した後に、再度ドライバを
インストール(rpm -i <ドライバ>)することで復旧できます。
また、アップデートインストールを行わずに古いバージョンのドライバをアンインストール
(rpm -e <ドライバ>)した後、新しいバージョンのドライバをインストール(rpm -i
<ドライバ>)することで回避できます。
- ドキュメント名が32バイトを超過するドキュメントを指定して印刷した場合、ドライバ側で
ドキュメント名を33バイト目以降の文字列を削除します。そのため、デバイスに表示される
ドキュメント名の長さは最大32バイトとなります。
- 本プリンタドライバを使用するためには、共通APIを含んだGhostscriptが必要です。
ドライバをインストールする前に、Ghostscriptがインストールされているか確認してください。
GNOME Terminalなどのターミナルソフトで次のコマンドを用いて確認することができます。
% gs -h | grep opvp
表示結果に opvp と oprp が表示されている場合は、共通APIを含んだGhostscriptが組込まれて
います。
何も表示されなかったときは、下記URLを参照してGhostscriptを入手してください。
http://opfc.sourceforge.jp/index.html.ja
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