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Swift for Wasmの選択方法について説明を更新

docs/configure.ja.md

@@ -66,8 +66,8 @@ $ swift run carton dev
 
 ### Wasm に対応した Swift の入手
 
-まずは、WASM に対応したコンパイラを手に入れます。
-[Swiftのダウンロードページ](https://www.swift.org/download/)の、 Snapshots セクションのうち、 Trunk Development (main) の部分を参照します。 Xcode の行に書いてある Universal というリンクからインストーラをダウンロードできます。
+まずは、Wasm に対応したコンパイラを手に入れます。
+[Swiftのダウンロードページ](https://www.swift.org/download)の、 Snapshots セクションのうち、 Trunk Development (main) の部分を参照します。 Xcode の行に書いてある Universal というリンクからインストーラをダウンロードできます。この時ダウンロードしたファイル名に含まれる、 Swift の git タグを確認しておいてください。例えば `swift-DEVELOPMENT-SNAPSHOT-2024-04-02-a-osx.pkg` の場合は、末尾の `-osx.pkg` を取り除いた `swift-DEVELOPMENT-SNAPSHOT-2024-04-02-a` がタグです。
 
 インストールウィザードにおいて、インストール先を選ぶ場面では「自分だけにインストール」を選んでください。
 
@@ -99,17 +99,19 @@ export TOOLCHAINS=org.swift.59202404021a
 
 Swift コンパイラツールチェーンに対して、 Wasm SDK を追加します。
 
-[Swift for Wasm のリポジトリ](https://github.com/swiftwasm/swift) から、あなたがインストールした Swift snapshot と同じ日付の、 Swift for Wasm snapshot のリリースページを探します。これは以下のようなURLをしているので、日付の部分を編集してアクセスしてください。
+[Swift for Wasm の Release ページ](https://github.com/swiftwasm/swift/releases) から、あなたがインストールした Swift に対応する Swift for Wasm を探します。個別のリリースページには `apple/swift` のバージョンが書かれているので、これが Swift の git タグと一致しているリリースを探します。例えばタグが `swift-DEVELOPMENT-SNAPSHOT-2024-04-02-a` であれば、以下のリリースが対応しています。
 
 [https://github.com/swiftwasm/swift/releases/tag/swift-wasm-DEVELOPMENT-SNAPSHOT-2024-04-03-a](https://github.com/swiftwasm/swift/releases/tag/swift-wasm-DEVELOPMENT-SNAPSHOT-2024-04-03-a)
 
-リリースページの Assets のセクションから、あなたの mac 向けの artifact bundle を探します。
-CPUアーキテクチャは arm64 と x86_64 の2つがあるので適切な方を選んでください。
-また、pkg ではなく artifact bundle を選んでください。artifact bundle の中に SDK が入っています。
+一般的には、 Swift のスナップショットの次の日付になっているスナップショットが対応しているようです。
 
-そのリンクを右クリックして、 SDK のダウンロードURLを取得します。
+対応しているリリースページがわかったら、 Assets のセクションから、あなたの mac 向けの artifact bundle を探します。これが Wasm SDK です。 CPU アーキテクチャは arm64 と x86_64 の2つがあるので適切な方を選んでください。 pkg と artifact bundle を間違えないようにしてください。 pkg はコンパイラ本体で、 SDK ではありません。artifact bundle が SDK です。
 
-以下のコマンドを実行して、SDK をインストールします。
+そのリンクを右クリックして、 SDK のダウンロードURLを取得します。例えば以下のような URL でしょう。
+
+[https://github.com/swiftwasm/swift/releases/download/swift-wasm-DEVELOPMENT-SNAPSHOT-2024-04-03-a/swift-wasm-DEVELOPMENT-SNAPSHOT-2024-04-03-a-macos_arm64.artifactbundle.zip](https://github.com/swiftwasm/swift/releases/download/swift-wasm-DEVELOPMENT-SNAPSHOT-2024-04-03-a/swift-wasm-DEVELOPMENT-SNAPSHOT-2024-04-03-a-macos_arm64.artifactbundle.zip)
+
+この URL を 以下の SDK インストール用のコマンドに渡すことでインストールします。
 
 ```sh
 $ swift experimental-sdk install <SDK download URL>