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2013年11月と12月のピューロランドの写真 (1 of 2)

3行まとめ

  • 新パレード『ARIGATO EVERYONE!』には新しさをあまり感じず、ストーリー性も弱くなったのでちょっと残念。ふたを開けてみあら1年間だけのパレードだったので、「新パレード」と銘打たずに「期間限定パレード」と呼ぶようにしてほしかった。演出は少しずつ改善していっているようなのでこれからに期待している。
  • ふわふわランドのグリーティングが本当に良かった。キャラクターがふわふわの中に入るようにもなり、普段のグリーティングのような儀式的な記念撮影ではなく、子供たちとキャラクターが一緒になって遊んでいて自然な表情をたくさん見ることができた。
  • いろんなイベントが多すぎて見に行けなかったものが多数あるのが心残り。でも見に行けないくらいにたくさんあるほうが楽しみが増えてうれしい。スタッフの皆さんは大変かもしれないけど応援している。もっとやれ。

11月1日のイベント

例年だとキティの誕生日であり多摩市市制記念日である11月1日はキティとその家族がこぞって館外グリーティングに行くはずである、という予測に基づき金曜の11月1日にはだいぶ前から休みを入れていた。

11月1日が近付くにつれその日向けのイベントが順次公開されていき、普段の11月1日よりも壮大なものになるようであった。なんといっても目玉は新パレード『ARIGATO EVERYONE!』。

開館前グリーティング

明に予告はされていなかったが、開館前に館外でグリーティングがあることを匂わせる発言が公式ブログに載っていた。この日の登場キャラクターはアリス編集長、クリリン、もんきち、ばつ丸の4匹。

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この日以降も日によってキャラクターを変えつつ継続しているみたい。道行く人への露出にもなるし良さそう。以前は開館前から並ぶことはあまりなく、ブランチグリに間に合えばいいかなというくらいだったが、開館前グリーティングのおかげでだいたい5分前に着くように心がけるようになった。

オープニングセレモニー

ピューロランドに限らず各種の40周年記念イベントが始まることをお祝いして、ハグの練習とか山口裕子お姉さんからキティへの花束贈呈など。当たり前だけどMC上手ですよね。花束贈呈のタイミングから各種の40周年イベントが始まるとのこと。

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新パレード

今までないほどの報道席の広さに驚きながらも、どこから見ようか悩んだけれども地面に座って待つのがつらかったのでジュエルランドゲートのベンチで新パレードを待っていた。この日のみのTシャツ配布は練習でもしたのかと思うほどスタッフの手際が良くて驚かされた。

結論を先に言うと新パレード自体には、新しさがあまり感じられずストーリー性が弱くなったために、ちょっとがっかりだった。使いまわしも多くその点でも。

パレードが始まって遠目にけろりーぬが見えた時がこの新パレード初見の最高潮だった。キャラクターに雑技的なことをやらせるとは。

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そのあとのフロート入場。予想はしていたけれどもフロートが Believe の使いまわしになっていてテンションが下がる。「新パレード」と言っていたのに使いまわすなんて。曲はいつも通りの八幡節なのでいいのだが。

メインの歌である『ARIGATO HUG YOU』もこのパレードだけのものではない。新しい試みである参加型については、子供たちが前に出て一緒に踊るのは盛り上がっていいのだけれども、踊った後の退場の手際が初日なためかまだ慣れていない印象。

観賞エリアごとにTシャツの色が揃えてあったのは、報道の目玉にしてほしい参加型の場面に統一感を持たせるためだったのかな。これは良かった。

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パレード初日にはこの新パレードがいつまでやるものなのかの情報が出ていなかったが、後で出てきた情報によると5年や6年続けるのではなく1年間だけのようである。それならば「新パレード」という表現ではなく「期間限定パレード」という表現にしてくれたらショックは小さかった。そうであればストーリー性の代わりに、おめでとう、ありがとう、というシンプルな枠組みにも即座に納得がいったのに。

1000人ハグ

最初の100人は 40th の衣装で、それ以降は通常のキティハの衣装。3時間強の長丁場でキティちゃん仕事しすぎ。

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ハグした人数をカウンターで正確に数えていたようなので、イベント後に3人のスタッフにハグ人数を聞いてみたら"4000人"、"約1000人"、"1000人"と3種類の回答を得られた。はたして何人だったのだろう。おそらく1000人弱といったところか。

これからも各地でハグイベントをやるようなので頑張ってね。

ミミィズハウス

キティがレディキティハウスの前でハグをしていたため、ハウスの留守をレディミミィが守っていた。この日のアトラクションスタッフの前説は、レディキティとレディミミィをうまく使い分ける必要があり、かなり大変そう。普段の文章中のレディキティを単純にすべてレディミミィに置き換えるのではなく、文脈に合わせてミミィに置換するところを考えないといけない。この日くらいはカンペを持たせてあげたい。

レディミミィの衣装は2種類だけだったかな。3周しか回れなかったので他のを逃している可能性もあり。

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ARIGATO EVERYONE!

新パレードが始まって2か月経ったけれども、実はまだあまり見ていなかったりする。ここ最近グリーティングが多く後述のふわふわランドもあり、ポジったのは初日のジュエルランドゲートのベンチと、閑散日にディスカバリシアター前とチックタック側階段の3回だけ。ジュースファクトリー前もありはしたがパレードのためじゃないし。ポジっていない時はメルヘンシアターでフロート入場を見送ってからどこか空いている個所に移動するか、パレードを切ってパレ裏グリ。

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ダンサーさんがフロート入口から出てこなくなったのでフロート入口付近がすくようになり、場所が選び放題。ロープの張り具合が回によって微妙に違うので、それで変化を付けつつ。たとえばロープがやたらと鋭角だった時にはフロートを見送るお客さんを微かに入れてみたり。こんな楽しみ方でいいのか。クリスマス版パレードは8回見たが、すべての回がフロート入口を始点としていた。

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通常はロープの位置が基準値よりも内側にあればあるほど喜ばれるはずだけれども、最近はロープが基準値よりも外側に置かれてもいいかなとも思っていたりする。ロープが外側にあれば、ロープに邪魔されずに遠くから見えるわけで。

フロート退場時も変化を付けつつ楽しんでいるかな。素直に撮ることもあれば、幼稚園団体がいたときは団体をロープ際を譲って誘導して、フロートと一緒に写すようにしてみたり。幼稚園団体は紅白帽によって状況がわかりやすくてよい。

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新パレードの構成は、おめでとう、ありがとう、なので、照明が基本的に明るめで、暗い場面はキティ達がありがとうの歌 (曲名分からん) を歌うときとカウントダウンとライトアップくらい。撮影で本気を出すにはそのあたりか。他のところでは一緒に踊ったりして楽しめばよし。新パレードはストーリー性を味わうものではなく、一緒に楽しく盛り上がっていこう、というふうに割り切ることにした。

まともな最前は今のところチックタック側階段くらいしかないので、そこからの暗い場面だとこんな感じか。順にありがとうの歌、カウントダウン、ライトアップ。初回だしまあこんなもんだろう。特に2枚目と3枚目はファインダーもライブビューも見ずに撮ったこともあり構図的に納得のいかない点がいくつか。

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ポジションといえば、通行の邪魔にならない場所にダンサーポジが割り当てられたように感じる。先ほどのチックタック側階段は Believe では通称シリウス階段と呼ばれるほどのダンサーポジだったが、新パレードではがら空きになり、一方でフェアリーランドの主に熊トイレ側、そしてジュエルランドゲートが場所取りの戦場と化すようになった。チックタック側の階段は通路としてかなり重要。混むようになったフェアリーランド前は車いすエリアを広くとって通路を確保するようになった。ジュエルランドゲートはもともと通行の邪魔になりにくい。

ダンサーポジの変更でとばっちりを受けたのが自分の一押しのシナモン。フェアリーランドはシナモンの初期位置で、ジュエルランドゲートはライトアップ位置となっている。この2か所からはまだ見てない。一方でシナモンが子供たちと一緒に踊るのはメルヘン前ゆえフロート入場口から移動しやすく、その場面は割とみられる。子供たちと一緒に踊っているとキャラクターに表情が出やすくてよい。そういえば踊った後の退場にかかる間延びは当初は気になったが、退場時間中のセリフのバリエーションが増えたためか当初ほどは気にならなくなったかな。

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パレードの構成に関しては、新パレードは通常版への差し込みで変化を付けられるようになっているようだ。キティ誕生日とクリスマスの時期だったせいでそのように感じやすくなっていたせいもあるかもしれないが。ARIGATO HUG YOU と PARTY PARTY の間に、11月1日から4日まではバースデーソングを、クリスマスパレードの時はジングルベルを、12月7日はその日をピューロランドのオープン日をお祝いするセリフを挟み込んでいた。パレードの最初のおめでとうで単に名前だけを列挙するだけでなく、ARIGATO HUG YOU の後に代表の子供に特別なおめでとうを言う演出が入ったりしたら面白そうだなあ。

特別なおめでとうは子供だけでなく大人にやってもいいかもしれない。ピューロランドで結婚式を挙げる新郎新婦がパレード中に皆に祝福してもらうとか。世間一般的に結婚式は粗利の高い商売なので、ピューロランドでの結婚式もきっとそのはず。しかしながらピューロランドに遊びに来ているお客さんの中でピューロランドで挙式ができることを知っている人はどれだけいるだろうか。私のあてずっぽうでは1割といったところ。パレード中で祝うことで結婚式を挙げることができることを知らせる宣伝も兼ねて二度おいしい。

などと書いていたら、2014年1月からはスペシャルVIPプランがあるようで、パレード中にお祝いをしてもらえるらしい。この2か月分のブログ記事は1か月くらい前から少しずつ書きためていっているのでこういうこともある。だが書いたのがもったいないから消さずに残す。

スペシャルVIPプランのパレード特別観賞エリアは関係者席の場所だからシナモンのライトアップポジか。シナモンライトアップとなるジュエルランドゲート前は前作 Believe では雑技中のシナモンジャンプのために結構通った場所なのだけれども、ARIGATO EVERYONE になってからはやたらと混むようになった。シナモンに限らずライトアップは見上げる感じで見たいのでいつかはジュエルランドゲート前でポジりたいが、そのためにはだいぶ前から座り続ける必要があって、そうするとケビンさんに怒られそうなのでなかなか行けず。VIPプランは5万円でお高いし、VIPプランに申し込むとお前はVIPじゃないだろと突き返されそう。VIPプランの予約が入っていない平日を狙って行くしかない。

ふわふわランド (11月8日-12月4日)

従来はプリモガーデンで行っていたふわふわランド。サンリオタウンによりプリモガーデンがなくなったので今年はエンターテイメントホールにふわふわが設置されていた。まれにキャラクターが遊びに来てくれるのでそれを見に行くために何度も通った。遊びに来てくれる時間が非公開なので30分おきにチェックしにいっていたため、入場者数を数えるアトラクションスタッフにはだいぶお手間をかけさせてしまった。申し訳ない。

今までもふわふわが設置された会場にキャラクターが遊びに来ることがあったが、ふわふわの中に入って一緒に遊ぶようなことはなかったと記憶している。しかし今年はキャラクターも一部のふわふわに入って一緒に遊んでくれるようになった。

遊びに来てくれるキャラクターはアルファベット順でペックル、クリリン、もんきち、ポチャッコ、ウサハナが基本で、たいていは1日に3回、まれに6回出てくる。最終週の平日にはオーバーオールを着たキティも来ていたらしく、なおかつ3回や6回どころではなく常時キャラクターがいたようだ。

12月4日にいったん休止になっても、あまりにも好評だったためか12月28日から再開することになった。

積み木

ふわふわランド2日目となる11月9日14時のポチャッコ。一人でもくもくと組む。

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奥の子供から建材の提供を受けながらさらに組む。

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だが時間が来てしまいお姉さんに帰れと指示されて固まるポチャッコ。ポチャッコのこの悲しげな表情がかわいくてたまらん。

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同日の15時。今回は子供が周りにたくさんいるのに、またもや一人でもくもくと組みだした。

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ポチャッコ「乗せるのはそこじゃない」

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ポチャッコ「高いところに乗せるのは僕に任せて」

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などと子供を無視して積み木を高く積んでいったために、反感を買われて崩される。協力して組んでいかないとだめだぞ。

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ポチャッコが勝手に遊びすぎていたためか翌週以降は積み木が撤去されて普通の広場になっていた。それでも子供たちはキャラクターと楽しく遊んでいる模様。

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11月末の最終週には積み木が復活。ポチャッコは以前の反省を生かしてか協力して積み木を組むようになっていた。

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積み木を積まれていくペックルとか。

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キティのふわふわ

中が広く滑り台があるので、一緒に跳ねたり、滑り台で滑ったり、横になって休んだりするといいらしい。

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ジュエルペットのふわふわ

中央に柱があって柱の周りをぐるぐるとまわるといいらしいふわふわ。

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基本は小学生までなのだが、空いていて安全が確保できている場合には大人に対してジュエルペットのふわふわに入れと誘われることがある。この人は嫌がっていたけど。

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誘われたら一緒に跳ねるしかないよねと。25年ぶりにふわふわで遊んだ気がするけれども、一家に一台欲しいなと思えるくらい楽しかった。もんきち、誘ってくれてありがとう。

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大人が誘われる遊具はこのジュエルペットのふわふわと後述のキキララの滑り台の2種類かと思われる。

メロディのふわふわ

内圧で膨らんでいるタイプのふわふわ。ふわふわという名称で一般にイメージされるタイプのもの。ふわふわの上でうつぶせに寝そべっているメロディがかわいい。

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入り口が狭いのでキャラクターは入れない。外から覗いたり叩きあったりして遊んでいる。

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入り口から覗きこむと内圧が下がってふわふわがしぼんでしまうぞ。

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キキララの滑り台

キャラクターが一緒に滑り台を滑ってくれる。

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個性的な滑り方をしていたのはペックルかな。

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ご父母へ

ふわふわランドに休憩用の椅子が並んでいるけれども、そこで休んでないで子供と一緒に遊んだりキャラクターと遊んでいるところの写真や動画を撮ってあげるべきでは。通常のグリーティングにおける儀式的な記念撮影では出ない自然な表情が出るのだから。

ふわふわランドで写真撮影のシャッター押しをお願いされることが何度かあったけれども、どれも親と子とキャラクターでの記念撮影的なものをご所望のようで。遊んでいる最中に記念撮影のために遊びを中断される子供の顔はいい顔をしていないことが多いだろうに。もったいない。今から数分間キャラクターと親子で遊んでいるので、その間に渡したカメラで撮ってくれ、と言われれば喜んで引き受けるのに。

このあたりの思いについてはダニエル写真部で別途書いた。

世代による写真に対する価値観の違い

自分の良しとする写真と世間の需要がかい離しているのはなぜだろう。かい離の理由を説明できるものはないかと探してみたところ、カメラのキタムラのコラムに『【「写真」にもある、ジェネレーション・ギャップ】世代・年齢層で、「写真」に対する価値観は、どう変わるか?』(その1その2その3)があり、その3には1980年代について以下の記述がある。

撮影される内容 (選ばれる被写体) も次第に変化し、それ以前の時代と比べれば、かしこまって直立不動の姿勢で写る記念写真よりも、笑顔で動きのあるスナップ写真が増えてきたと思われます。したがって、1980年代生まれ以降の世代にとっては、写真は、特別な記念品や芸術表現というよりは、より日常的で、親しみのある存在という印象を、持たれることのほうが多くなっているようです。

晩婚化が進んでいるので今現在における親は1980年ごろの生まれとすると、上記の切り替わりの少し前の世代だろう。親の価値観としてはいわゆる記念撮影がいいのかもしれないが、被写体となっている子供が今現在もしくは大きくなってから写真を見た時の感じ方としては、引用部分の変化よりも後の考え方だろう。

レディキティハウスにおける仕様変更や、写真のミニプラントがかつて4階にあったキャラクターフォトスタジオと同様になってことは、撮れる写真が記念撮影的なものに限ってしまっている。これでは先のコラムから引用した箇所と逆行してしまっている。2013年8月のアフィリエイトプログラム説明会でファミリー層を重視する戦略を取るようにすると井上COOはおっしゃっていた。ファミリー層を重視した結果の逆行ならば今は逆行するのが正しいのであろうが、変化よりも後の世代にとってはつまらない写真しか取れない場所と感じてしまいかねないのが心配ではある。

八千代デー

12月12日は八千代銀行の貸し切り日であった。八千代銀行はマスコットキャラクターとしてポチャッコを使っているので、この貸し切り日にはポチャッコ関係のイベントが多数あった。

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フロート付きグリーティング

八千代フロートの前でのグリーティング。クリスマス時期だけれども衣装は通常版のパレード。キャラクターパーティの照明がここでも活躍。

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ブランチグリーティング

八千代衣裳。

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一日だけのふわふわランド

普段はふわふわランドにキャラクターが来る時間を明記していないが、この日は TODAY'S FUN にポチャッコが遊びに来る時間が書かれていた。他のキャラクターについては明記されていなかったが、ほとんどの時間帯でキャラクターが遊びに来ていたように見える。自分が見た範囲ではキティ、メロディ、クロミ、ばつ丸、もんきちが遊びに来ており、キティ、メロディ、クロミが同一時間に一緒に遊びに来るという豪華すぎる時間帯もあった。12月末からのふわふわランド2のビデオ http://www.youtube.com/watch?v=m3hz8JFB0cM はこの日に撮影されたもので、ビデオを見るとぼんぼんりぼんやノラネコランドも遊びに来ていたようだ。

ポチャッコの登場は午前と午後の2回。午前はわりと空いていたので、衣装が普段のクリスマス衣装と違って八千代銀行であれど普段通りにポチャッコは遊んでいた。

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午後はパレード後であったこともあってかふわふわランドは大混雑。従来例だとふわふわランドが混んでいると、安全を期してふわふわランドでのグリーティングをなしにしてレインボーホールなどでの別の場所でのグリーティングに切り替えることがあった。この日の午後はその切り替えの基準となるであろう混雑度を優に超えていた。

混みすぎなので出てこないのかなと予測したが、ポチャッコは遊びに来た。ちなみに混雑度はこのくらい。

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こんな混雑度なのにふわふわにも入る。ありえん。イモ洗い状態になってる。

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これだけの混雑度なのにポチャッコが遊びに来て、なおかつふわふわの中にまで入ったのは、この午後の回に井上COOが八千代銀行の中の人をエンターテイメントホールに連れてきていたためだろう。12月の6-8日のサンリオフェスティバルでふわふわをエンターテイメントホールから片づけたのに、この12月12日には再びふわふわを出し、16日から『キキ&ララの星空の旅』が再開するので、この1日のためだけにふわふわを再設置したくらいだ。八千代銀行の中の人によっぽどふわふわを見せたかったのだろう。そのくらいふわふわランドはよいものだ。

写真のミニプラント

翌日の12月13日からキティとメロディがリトルガーデンから写真のミニプラントに移動することになっていたが、1日前のこの日からすでに移動してきいた。八千代デーなので特別にポチャッコ枠が一つあり、ポチャッコと一緒に写真が撮れるようになっていた。

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リトルガーデンと同じルールなのかと思ったが、スタジオ備え付けのカメラではキャラクター単体での撮影は禁止で、持ち込みのカメラではキャラクター単体での撮影が可能というルールになっていた。詳しく聞いたところ、リトルガーデンで値上げがあった時から実はスタジオ写真がダウンロード対応になっていたらしく、その時から備え付けのカメラでのキャラクターのみの撮影が禁止になったとのこと。よく分からんルールだ。おそらくダウンロード対応になるレディキティハウスでも同じルールになるのだろう。

プリントされた写真よりもデータのほうがありがたいので、ダウンロード対応は個人的には嬉しい。ただ画質がいただけない。まず合成のための緑色クロマキーによって色が被ってしまっている。背景が灰色なら被らずにすむだろうが、灰色背景だと全自動での合成処理は困難だから仕方ないとはいえ。だったらいっそ合成なしでいい。以前の写真のミニプラントと違って背景が選べるわけではないようだし。

そして解像度も解像感もよろしくない。解像度についていうと、ダウンロードできる JPEG ファイルは 2528x1800 ピクセルとなっている。この JPEG ファイルは写真のミニプラントのプリンタに送るデータと同じものらしく、写真の四方に余白があり下部には日付とパスワードが入っている。その余白を除いた実質のピクセル数は 2340x1632 ピクセルに過ぎず、たったの3.8メガピクセルしかなく、写真のミニプラントでプリントされる A5 サイズが限度。せめて10メガピクセルは欲しい。解像感は言葉では伝えにくいが、ポチャッコの毛並みが見えないくらいの悪さ。解像感の悪さは正式オープン前による調整不足があったのかもしれない。

ポチャッコとあ・そ・ぼ

子供たちをステージ前に出してポチャッコと踊るという内容。ポチャッコのサービスポーズが多くて悶えた。

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スペシャルグリーティング

プリンの代わりにポチャッコ。行進までを見て場所決めのくじを引く場面を見なかったが、くじは出来レースではなくちゃんと引いたらしい。

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行員グリーティング

八千代銀行の中の人とノラネコがお客さんをお見送り。さすがノラネコランド、容赦ない。

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そのころ、お見送りに参加していなかったクロは右ストレートを食らったので左フックを返していた。

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ふわふわランド (12月28日-)

ふわふわ自体は11月8日から12月4日までのと同じだが、レイアウトが変更になった。エンターテイメントホール内の各所に点在していた座席が入り口側に集結され、その座席からホール内のふわふわを見渡せられるようになった。迷子防止のためだろう。キッズエリアの柵も廃止になった。固い柵なので頭をぶつけたりしかねなかったし順当。その代わり積み木が撤去になったのは残念。

キャラクターは12月上旬の平日と同様に常時誰かが出てくるようになった。オーバーオールキティも出てくる。冬休みで混雑期のためかふわふわ内に入る頻度が減った気がする。できればふわふわに入ってほしいので閑散期となる2月に期待か。ふわふわに入ってくれなくてもキャラクターの自然な表情が拝めるからついつい行ってしまうんだろうけど。

混雑具合はこんな感じ。キティが遊びに来ると他のキャラクターとは段違いに人が集まる。入場待機列ができていた時間帯もあった。

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ふわふわにはあまり入らなくなり、滑り台ですら登りたいけれども登れないと躊躇していた場面が多数。

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ふわふわランドがあまりにも良すぎるために自分は他のシアターをだいぶ放置してしまったくらい。この2か月間でふわふわランドに行った回数を数えてみると、キャラクターの登場スパンである約30分を1回とカウントすると32回。キャラクターの登場時間帯が把握できていなかった当初における確認回数は除いてある。一方でディスカバリーシアターが6回で、メルヘンシアターが3回で、フェアリーランドシアターが2回で、エンターテイメントホール(星空の旅)が2回。このままではあかんよなあ。シアターにも行けないしパレードも切りすぎだし。ふわふわ恐ろしい。

だるまさんが転んだ

公式 Web ではなく公式ブログで告知する程度でひっそりとやっていた実験イベント。

鬼は奥側のキャンディーファクトリーのところ。救助班のスタートラインは手前の青線のあたり。

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鬼に向かって走って行って、タッチしたら逃げる。

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ルールは通常のだるまさんが転んだと変わらずいたって普通だが、ノラネコランドもお客さんもスタッフもかなりガチに遊んでいた。特に鬼となるノラネコランドの追及具合が曲者。

救助班のトラが鬼のクロの近くまで行ったら、鬼のクロがトラを動かそうとまでする。左下の子供は鬼に捕えられた捕虜のはずなのに鬼の味方をしてトラを動かそうとしているし。

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鬼はポジションを離れて救助班が動いていないかチェックしてくる。この子は鬼のトラに睨まれても目をそらし続けていた。

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そのくらい真剣に遊ぶほどの熱い内容だった。

そのころエンターテイメントホールのもんきちは、だるまさんが転んだに参加しようとホールから出ようとしていたが、お姉さんに阻害され、ホールの待機エリアですねていた。

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そのせいもあってか後日ふわふわランドでだるまさんが転んだで遊んでいたようだ。

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だるまさんが転んだの実験イベントは11月で終わってしまったが、実験をもとにして後続となるイベントはあるのかな。だるまさんが転んだで救助班が知恵の木ステージ前を一斉に走る様子はなかなかの壮観だったので、後続があればいいなあ。

11月下旬にストロベリーホールで暇をしていたしろうさとくろうさがケンケンパをしだして、そこにたまたま訪れたお客さんがそれを見て身構えていた事案もあった。知恵の木周辺で皆がそろってケンケンパしだしたら面白いかも。シュガーバニーズのような体型のキャラクターでも実施できるだろうし。ゲーム性をどう入れるかは要検討か。

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あとはアリスでやっているトランプ兵の大縄跳びも面白そう。ダンサーファン向けに5000円くらいでやればいいんじゃね。

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