- ブロックチェーンの利点
- 中央集権型のデータを非中央集権型(ノードに持たせる)にすることで負荷分散/対障害性を上げることができる
- データの改ざんが困難
- 各端末の処理速度が早い(P2Pネットワークの影響)
- ベースとなる技術
- データをブロックという塊にし、それをチェーン上にする
- 一つにブロックはindex,data,hash,previous-hashを持つ
- 最初のブロックはgenesisブロックという
- 前のブロックのハッシュを持つことで繋がる
- ハッシュ値でつながっているため、改ざんされるとチェーンが外れる。全ブロック改善するのは非現実的
- ブロック追加、監視については合意形成アルゴリズムが必要(有名なのはビットコインで使われているPoW)
- またブロックの中身を暗号化(公開鍵暗号方式orデジタル署名)することにより機密性を保持
- データをブロックという塊にし、それをチェーン上にする
- なぜブロックチェーン
- 通貨を一元管理する「中央」が存在するために、そこを攻略してしまえば、容易に通貨を奪うことができる
- ネットワークに参加しているノードが取引の記録を保持している場合、誰かが攻撃されても全体への影響は少ない
- 攻撃での変更点、を検出する仕組み、データの整合性を保つ仕組みを持つことで復元可能
モデル | パブリック型 | コンソーシアム型 | プライベート型 |
---|---|---|---|
管理主体 | なし | 複数の組織 | 単一の組織 |
合意形成 | 中央排除型(PoW、PoS) | ←(どちらもあり)→ | 中央集権型(PBFT) |
データ閲覧/参加 | 自由 | 制限可能 | 制限可能 |
スループット | 低 | ←(どちらもあり)→ | 高 |
参考文献:https://dcross.impress.co.jp/docs/column/column20180725-01/000730-2.html
P2Pとは「Peer-to-Peer」の略称のことで、不特定多数の端末(スマホなど)がサーバを介さずに、端末同士で直接データファイルを共有することができる通信技術、またはソフトウェアのことを指します。
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- スケーラビリティ
- 全ノードが全データを保つ必要があるため、性能上の問題が発生することが考えられる
- スループット
- 承認を受ける。その後、各ノードにデータを送付して反映までのスループット
- 個人情報の削除ができない
- ブロックでチェーンされているため、過去のブロックを削除することができない
# 活用について
ブロックチェーンの特徴は
・暗号化した分散型台帳
・データの安全管理を可能にする技術
そのため、ヘルスケア業界においては、患者の情報(個人情報)を各人が管理している状況から、医者が全員アクセスでき
みんなが必要な情報が管理されている状況を作ることができる
#Appendix
PoWが持つアルゴリズムを利用した攻撃
PoWでは「もっとも計算処理を多く行った者を承認する」
マイニングとは、仮想通貨のブロックチェーンに、取引を記録する(新しいブロックチェーンを作る)際に行われるものです。マイニングは、誰でも行うことが可能です。
マイニングをすると、ある一定条件のもと、選ばれた者に報酬として仮想通貨が付与されます。ビットコインのマイニングでは、マイニングに成功すると、ビットコインを手に入れることができるのです。
ビットコインのマイニングで承認される「一定条件」は、後述する「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」というシステムによって決められています。
この条件を悪用し、1つのグループが全体の50%を超えてマイニングすると、不正な取引も承認することができてしまいます。これが「ビットコインの51%攻撃問題」です。
ただ、この攻撃では取引を増やして、信用を落とすことは可能だが、取引自体のデータは暗号化されているため、改ざんはできない
また、一つのノードで51%のマイニングをするためには、コスト(51%の取引を保持、ハード面のマシンや電力)がかかるため非現実的
ただ、2018年もまだ51%攻撃は発生している
「ビザンチン障害」は、「内部の複数メンバーで監視し合うシステム」「内部の複数メンバーで協力し合うシステム」があったとしても
頭の良い反逆者や複数の者が結託して不正を働こうとした場合や、何らかの事情で情報伝達がうまくいかなかった場合などに、
メンバー間での合意が形成できなくなって発生する障害のことである。
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