diff --git a/content/ja/case-studies/appdirect/index.html b/content/ja/case-studies/appdirect/index.html index 687560aee7c9e..276a174752e95 100644 --- a/content/ja/case-studies/appdirect/index.html +++ b/content/ja/case-studies/appdirect/index.html @@ -30,7 +30,7 @@

課題

AppDirect はクラウ そのため、提供までのパイプラインにボトルネックがあったのです。」 これと同時に、エンジニアリングチームが大きくなっていき、その成長を後押しし加速する上でも、より良いインフラが必要であることに同社は気づいたのです。

ソリューション

Lacerteは言います。「私のアイデアは、チームがサービスをもっと高速にデプロイできる環境を作ろうぜ、というものです。そうすれば彼らも『そうだね、モノリスはもう建てたくないしサービスを構築したいよ』と言うでしょう。」 -彼らは、2016年初めKubernetes の採用を決定するにあたり、他のいくつかのテクノロジーを調査・検討し、プロトタイプを作りました。 Lacerteのチームはこのプラットフォームへの監視のためにPrometheus +彼らは、2016年初めKubernetes の採用を決定するにあたり、他のいくつかの技術を調査・検討し、プロトタイプを作りました。 Lacerteのチームはこのプラットフォームへの監視のためにPrometheus モニタリングツールを統合しました。この次にあるのはトレーシングです。今やAppDirectは本番環境で50以上のマイクロサービス、15のKubernetesクラスターをAWS 上や世界中のオンプレミス環境で展開しています。

インパクト

Kubernetesプラットフォームは、エンジニアリングチームのここ数年の10倍成長を後押ししてきました。 彼らが継続的に機能追加しているという事実と相まって「この新たなインフラがなければ、我々は大幅なスローダウンを強いられていたと思います」と、Lacerte氏は述べています。Kubernetesとサービス化へ移行していくことは、SCPコマンドを用いた、カスタムメイドで不安定なシェルスクリプトへの依存性を弱め、非常に高速になったことを意味していました。 新しいバージョンをデプロイする時間は4時間から数分間に短縮されました。 @@ -51,7 +51,7 @@

AppDirect は2009年以来、クラ
「正しいタイミングで正しい判断ができました。Kubernetesとクラウドネイティブ技術は、いまやデファクトのエコシステムとみなされています。スケールアウトしていく中で直面する新たな難題に取り組むにはどこに注力すべきか、私たちはわかっています。このコミュニティーはとても活発で、当社の優秀なチームをすばらしく補完してくれています。」

- AppDirect ソフトウェア開発者 Alexandre Gervais
-
Lacerteは当初から言っていました。「私のアイデアは、チームがサービスをもっと高速にデプロイできる環境を作ろう、というものです。そうすれば彼らもこう言うでしょう『そうだよ、モノリスを建てるなんてもうしたくないしサービスを構築したいんだ』と」(Lacerteは2019年に同社を退社)。

Lacerteのグループは運用チームと連携することで同社の AWSのインフラにより多くアクセスし、コントロールするようになりました。そして、いくつかのオーケストレーションテクノロジーのプロトタイプを作り始めたのです。「当時を振り返ると、Kubernetesはちょっとアンダーグラウンドというか、それほど知られていなかったように思います。」と彼は言います。「しかし、コミュニティーやPull requestの数、GitHub上でのスピードなどをよく見てみると勢いが増してきていることがわかりました。他のテクノロジーよりも管理がはるかに簡単であることもわかりました。」彼らは、Kubernetes上で ChefTerraform によるプロビジョニングを用いながら最初のいくつかのサービスを開発しました。その後さらにサービスも、自動化されるところも増えました。「韓国、オーストラリア、ドイツ、そしてアメリカ、私たちのクラスターは世界中にあります。」とLacerteは言います。「自動化は私たちにとって極めて重要です。」今彼らは大部分でKopsを使っていて、いくつかのクラウドプロバイダーから提供されるマネージドKubernetesサービスも視野に入れていれています。

今もモノリスは存在してはいますが、コミットや機能はどんどん少なくなってきています。あらゆるチームがこの新たなインフラ上でデプロイしていて、それらはサービスとして提供されるのが一般的です。今やAppDirectは本番環境で50以上のマイクロサービス、15のKubernetesクラスターをAWS上や世界中のオンプレミス環境で展開しています。

Kubernetesプラットフォームがデプロイ時間に非常に大きなインパクトを与えたことから、Lacerteの戦略が究極的に機能しました。カスタムメイドで不安定だった、SCPコマンドを用いたシェルスクリプトに対する依存性を弱めることで、新しいバージョンをデプロイする時間は4時間から数分にまで短縮されるようになったのです。こういったことに加え同社は、開発者たちが自らのサービスとして仕立て上げるよう、数多くの努力をしてきました。「新しいサービスを始めるのに、 Jiraのチケットや他のチームとのミーティングはもはや必要ないのです」とLacerteは言います。以前、週あたり1〜30だった同社のデプロイ数は、いまや週1,600デプロイにまでなっています。 +
Lacerteは当初から言っていました。「私のアイデアは、チームがサービスをもっと高速にデプロイできる環境を作ろう、というものです。そうすれば彼らもこう言うでしょう『そうだよ、モノリスを建てるなんてもうしたくないしサービスを構築したいんだ』と」(Lacerteは2019年に同社を退社)。

Lacerteのグループは運用チームと連携することで同社の AWSのインフラにより多くアクセスし、コントロールするようになりました。そして、いくつかのオーケストレーション技術のプロトタイプを作り始めたのです。「当時を振り返ると、Kubernetesはちょっとアンダーグラウンドというか、それほど知られていなかったように思います。」と彼は言います。「しかし、コミュニティーやPull requestの数、GitHub上でのスピードなどをよく見てみると勢いが増してきていることがわかりました。他の技術よりも管理がはるかに簡単であることもわかりました。」彼らは、Kubernetes上で ChefTerraform によるプロビジョニングを用いながら最初のいくつかのサービスを開発しました。その後さらにサービスも、自動化されるところも増えました。「韓国、オーストラリア、ドイツ、そしてアメリカ、私たちのクラスターは世界中にあります。」とLacerteは言います。「自動化は私たちにとって極めて重要です。」今彼らは大部分でKopsを使っていて、いくつかのクラウドプロバイダーから提供されるマネージドKubernetesサービスも視野に入れていれています。

今もモノリスは存在してはいますが、コミットや機能はどんどん少なくなってきています。あらゆるチームがこの新たなインフラ上でデプロイしていて、それらはサービスとして提供されるのが一般的です。今やAppDirectは本番環境で50以上のマイクロサービス、15のKubernetesクラスターをAWS上や世界中のオンプレミス環境で展開しています。

Kubernetesプラットフォームがデプロイ時間に非常に大きなインパクトを与えたことから、Lacerteの戦略が究極的に機能しました。カスタムメイドで不安定だった、SCPコマンドを用いたシェルスクリプトに対する依存性を弱めることで、新しいバージョンをデプロイする時間は4時間から数分にまで短縮されるようになったのです。こういったことに加え同社は、開発者たちが自らのサービスとして仕立て上げるよう、数多くの努力をしてきました。「新しいサービスを始めるのに、 Jiraのチケットや他のチームとのミーティングはもはや必要ないのです」とLacerteは言います。以前、週あたり1〜30だった同社のデプロイ数は、いまや週1,600デプロイにまでなっています。
diff --git a/content/ja/case-studies/chinaunicom/index.html b/content/ja/case-studies/chinaunicom/index.html index 561c47e0d37fb..f5ab680bf252d 100644 --- a/content/ja/case-studies/chinaunicom/index.html +++ b/content/ja/case-studies/chinaunicom/index.html @@ -9,7 +9,7 @@ featured: true weight: 1 quote: > - Kubernetesが私たちのクラウドインフラの経験値を上げてくれました。今のところこれに代わるテクノロジーはありません。 + Kubernetesが私たちのクラウドインフラの経験値を上げてくれました。今のところ、これに代わる技術はありません。 ---
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課題



ソリューション

- 急成長し、オープンソースコミュニティも成熟しているKubernetesはChina Unicomにとって自然な選択となりました。同社のKubernetes対応クラウドプラットフォームは、現状の50のマイクロサービスに加え、これから新たに開発されるすべてをここでホストしていくそうです。「Kubernetesが私たちのクラウドインフラの経験値を上げてくれました」とZhangはいいます。「今のところこれに代わるテクノロジーはありません。」また、China Unicomはそのマイクロサービスフレームワークのために、IstioEnvoyCoreDNS、そしてFluentdも活用しています。 + 急成長し、オープンソースコミュニティも成熟しているKubernetesはChina Unicomにとって自然な選択となりました。同社のKubernetes対応クラウドプラットフォームでは、現状の50のマイクロサービスに加え、これから新たに開発されるすべてをここでホストしていくそうです。「Kubernetesが私たちのクラウドインフラの経験値を上げてくれました」とZhangはいいます。「今のところ、これに代わる技術はありません。」また、China Unicomはそのマイクロサービスフレームワークのために、IstioEnvoyCoreDNS、そしてFluentdも活用しています。

インパクト

KubernetesはChina Unicomの運用と開発、両方について効率を高めてくれました。 @@ -44,7 +44,7 @@

インパクト

- 「Kubernetesが私達のクラウドインフラの経験値を上げてくれました。今のところこれに代わるテクノロジーはありません。」 + 「Kubernetesが私達のクラウドインフラの経験値を上げてくれました。今のところ、これに代わる技術はありません。」
- Chengyu Zhang、 China Unicom プラットフォーム技術R&D グループリーダー
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China Unicomは、3億人を超えるユーザーを抱える、中国国内 その舞台裏で、同社は2016年以来、Dockerコンテナ、VMware、OpenStackインフラなどを用いて、数千のサーバーを持つデータセンターを複数運用しています。残念ながら、「リソース利用率は相対的に低かった」と、プラットフォーム技術のR&D部門のグループリーダーであるChengyu Zhangは語っています。「そして、私たちには何百ものアプリケーションを収容できるクラウドプラットフォームがありませんでした。」

- そこで新しいテクノロジー、研究開発(R&D)、およびプラットフォームの責務を担うZhangのチームは、IT管理におけるソリューションの探索を始めました。以前は完全な国営企業だったChina Unicomは、近年BAT(Baidu、Alibaba、Tencent)およびJD.comからの民間投資を受け、今は商用製品ではなくオープンソース技術を活用した社内開発に注力するようになりました。こういったこともあり、Zhangのチームはクラウドインフラのオープンソースオーケストレーションツールを探し始めたのです。 + そこで新しい技術、研究開発(R&D)、およびプラットフォームの責務を担うZhangのチームは、IT管理におけるソリューションの探索を始めました。以前は完全な国営企業だったChina Unicomは、近年BAT(Baidu、Alibaba、Tencent)およびJD.comからの民間投資を受け、今は商用製品ではなくオープンソース技術を活用した社内開発に注力するようになりました。こういったこともあり、Zhangのチームはクラウドインフラのオープンソースオーケストレーションツールを探し始めたのです。

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China Unicomは、3億人を超えるユーザーを抱える、中国国内
China Unicomはすでにコアとなる事業運用システムにMesosを活用していましたが、チームにとっては新しいクラウドプラットフォームにはKubernetesの選択が自然だろうと感じられたのです。「大きな理由は、Kubernetesには成熟したコミュニティがある、ということでした」とZhangは言います。「さらにKubernetesは非常に早いペースで成長していることもあり、さまざまな人のベストプラクティスから多くを学ぶことができるのです。」 またChina UnicomはマイクロサービスフレームワークのためにIstio、Envoy、CoreDNS、およびFluentdも使用しています。

- 同社のKubernetes対応クラウドプラットフォームは、現状の50のマイクロサービスに加え、これから新たに開発されるすべてをここでホストしていくそうです。China Unicomの開発者たちは自身の手による開発を省き、APIを介すことで簡単にテクノロジーが利用できるようになりました。このクラウドプラットフォームは、同社データセンタのPaaSプラットフォームに繋がった20〜30のサービスを提供することに加え、中国国内の31省にわたる拠点の社内ユーザーたちが行うビッグデータ分析などもサポートしています。

+ 同社のKubernetes対応クラウドプラットフォームでは、現状の50のマイクロサービスに加え、これから新たに開発されるすべてをここでホストしていくそうです。China Unicomの開発者たちは自身の手による開発を省き、APIを介すことで簡単に技術が利用できるようになりました。このクラウドプラットフォームは、同社データセンタのPaaSプラットフォームに繋がった20〜30のサービスを提供することに加え、中国国内の31省にわたる拠点の社内ユーザーたちが行うビッグデータ分析などもサポートしています。

- 「Kubernetesが私達のクラウドインフラの経験値を上げてくれました。」とZhangはいいます。「今のところこれに代わるテクノロジーはありません。」 + 「Kubernetesが私達のクラウドインフラの経験値を上げてくれました。」とZhangはいいます。「今のところ、これに代わる技術はありません。」
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China Unicomは、3億人を超えるユーザーを抱える、中国国内
-「企業はRancherのような事業者が提供するマネージドサービスを活用することができます。こういったテクノロジーはすでにカスタマイズされて提供されるので、簡単に利用することができるでしょう。」

- Jie Jia、China Unicom プラットフォーム技術 R&D
+「企業はRancherのような事業者が提供するマネージドサービスを活用することができます。こうした技術はすでにカスタマイズされて提供されるので、簡単に利用することができるでしょう。」

- Jie Jia、China Unicom プラットフォーム技術 R&D

- プラットフォーム技術 R&D チームの一員であるJie Jiaは、「この技術は比較的複雑ですが、開発者が慣れれば、恩恵をすべて享受できるのではないかと思います」と付け加えています。一方でZhangは、仮想マシンベースのクラウドでの経験から見ると、「Kubernetesとこれらのクラウドネイティブテクノロジーは比較的シンプルなのではないか」と指摘しています。

- 「企業は Rancher のような事業者が提供するマネージドサービスを活用することができます。こういったテクノロジーはカスタマイズてされて提供されるので、簡単に利用することができるでしょう。」

+ プラットフォーム技術 R&D チームの一員であるJie Jiaは、「この技術は比較的複雑ですが、開発者が慣れれば、恩恵をすべて享受できるのではないかと思います」と付け加えています。一方でZhangは、仮想マシンベースのクラウドでの経験から見ると、「Kubernetesとこれらのクラウドネイティブ技術は比較的シンプルなのではないか」と指摘しています。

+ 「企業は Rancher のような事業者が提供するマネージドサービスを活用することができます。こうした技術はカスタマイズてされて提供されるので、簡単に利用することができるでしょう。」

今後China Unicomはビッグデータと機械学習に重点を置いて、Kubernetes上でより多くのアプリケーションを開発することを計画しています。彼らのチームは築き上げたクラウドプラットフォームを継続的に最適化しており、CNCFの認定Kubernetesコンフォーマンスプログラム(Certified Kubernetes Conformance Program)に参加するべく、そのための適合テスト(Conformance test)への合格を目指しています。また彼らは、どこかのタイミングでコミュニティにコードをコントリビューションすることも目指しています。

diff --git a/content/ja/case-studies/nav/index.html b/content/ja/case-studies/nav/index.html index 746d320da59c3..c9ad5ab65b327 100644 --- a/content/ja/case-studies/nav/index.html +++ b/content/ja/case-studies/nav/index.html @@ -60,7 +60,7 @@

2012年に設立された Navは、小規

-
Jeppsonは前職でコンテナを取り扱っていたため、Navの経営陣にこれらの問題の解決策としてこのテクノロジーを売り込みました。そして2017年初め彼の提案にゴーサインがでました。「クラウド環境の使用率と実際私たちに必要なものとを連動させたかったので、類似したリソースプールを共有しながら複数のワークロードそれぞれを分離して実行できるコンテナ化やオーケストレーションを検討しました」と、彼は言います。

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Jeppsonは前職でコンテナを取り扱っていたため、Navの経営陣にこれらの問題の解決策としてこの技術を売り込みました。そして2017年初め彼の提案にゴーサインがでました。「クラウド環境の使用率と実際私たちに必要なものとを連動させたかったので、類似したリソースプールを共有しながら複数のワークロードそれぞれを分離して実行できるコンテナ化やオーケストレーションを検討しました」と、彼は言います。

数多くのオーケストレーションソリューションを評価した結果、Navチームは AWSでのKubernetes 採用を決断しました。Kubernetesを取り巻くコミュニティの強みは人を引きつける点にあり、それがGoogleから生まれたものであることもその一つです。加えて、「他のソリューションは、かなり手間がかかり、本当に複雑で大きなものでした。そしてすぐに管理できるかという点においても厳しいものになりがちでした」とJeppsonは言います。「Kubernetesはその当時の私たちのニーズに合ったオーケストレーションソリューションに踏み出せる、とてもシンプルなやり方を提供してくれました。一方でその拡張性は、私たちがKubernetesと共に成長し、その後の追加機能を組み入れることを可能にしてくれました。」

Jeppsonの4人編成のエンジニアリングサービスチームは、Kubernetesを立ち上げ、稼働させるのに6ヶ月かけました(クラスターを動かすために Kubespray を使いました)。そして、その後6ヶ月かけNavの25のマイクロサービスと一つのモノリシックな主要サービスのフルマイグレーションを完了させました。「すべて書き換えたり、止めることはできませんでした」と彼は言います。「稼働し、利用可能であり続けなければいけなかったですし、ダウンタイムがあってもをそれを最小にしなければなりませんでした。そのためパイプライン作成、メトリクスやロギングといったことについてよくわかるようになりました。さらにKubernetes自身についても習熟し、起動、アップグレード、サービス提供の仕方についてもわかるようになりました。そうして移行を少しずつ進めていきました。」
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2012年に設立された Navは、小規
Kubernetesが導入された中、Navチームは Prometheusを採用してシステムのメトリクスやロギングの改良も始めました。。「Prometheusは開発者にとって、とても採用しやすいメトリクスの標準を作ってくれました」とJeppsonは言います。「彼らには、何をしたいかを示し、したいことを実践し、そして彼らのコードベースをクリーンな状態に保つ自由があります。そして私たちにとってそれはまちがいなく必須事項でした。」

これから先を見据え、次にNavが意欲的に視野に入れているのは、トレーシング(Tracing)、ストレージ、そしてサービスメッシュです。そしてKubeConで多くの時間をいろんな企業との対話に費やしたその後で、現在彼らはEnvoyOpenTracing、そして Jaegerを検証しています。「コミュニティは非常に活発です。アイデアを出し合い、皆が直面する多くの類似課題について話すことができ、そして支援を得ることができます。私たちはさまざまな理由から同じ問題に取り組み、そこでお互いに助け合うことができる、そういう点が気に入っています」とJeppsonは言います。「クラウドネイティブなソリューションをフルに採用できるようになるには、スケーラビリティ面でやるべきことがまだたくさんあります。」

- もちろん、すべてはKubernetesから始まります。Jeppsonのチームはこのテクノロジーで、Navをスケール可能にするプラットフォームを構築しました。そして「これまで経験したことのない新たな自由、たくさんの価値をNavにもたらしてくれたのです。」と彼は言います。新製品を検討しようにも、隔離された環境を用意するのに6か月待たなければならず、その後もトラフィックが急上昇するのに対応するやりかたも考え出さなければならないという事実があり、身動きが取れなくなってしまっていました。「しかし、もうそういった話もなくなりました。」とJeppsonは言います。「今私たちが扱っているトラフィック量の4〜10倍が流れたとしても、『ああ、大丈夫だよ、Kubernetesがやってくれるから』と話しています。」 + もちろん、すべてはKubernetesから始まります。Jeppsonのチームは、この技術でNavをスケール可能にするプラットフォームを構築しました。そして「これまで経験したことのない新たな自由、たくさんの価値をNavにもたらしてくれたのです。」と彼は言います。新製品を検討しようにも、隔離された環境を用意するのに6か月待たなければならず、その後もトラフィックが急上昇するのに対応するやりかたも考え出さなければならないという事実があり、身動きが取れなくなってしまっていました。「しかし、もうそういった話もなくなりました。」とJeppsonは言います。「今私たちが扱っているトラフィック量の4〜10倍が流れたとしても、『ああ、大丈夫だよ、Kubernetesがやってくれるから』と話しています。」

diff --git a/content/ja/case-studies/nordstrom/index.html b/content/ja/case-studies/nordstrom/index.html index 3a9f6473bc3d1..e867f49d7c42a 100644 --- a/content/ja/case-studies/nordstrom/index.html +++ b/content/ja/case-studies/nordstrom/index.html @@ -40,7 +40,7 @@

影響

- 私たちは常にテクノロジーを通じて最適化してより大きな価値を提供する方法を探しています。Kubernetesを用いて私たちは開発効率と運用効率という2つの効率を示します。これは双方にとって好都合です。 + 私たちは常に、技術の最適化を通じてより大きな価値を提供する方法を探しています。Kubernetesを用いて私たちは開発効率と運用効率という2つの効率を示します。これは双方にとって好都合です。

-Nordstrom社シニアエンジニア Dhawal Patel
diff --git a/content/ja/case-studies/sos/index.html b/content/ja/case-studies/sos/index.html index bce98342753d0..3fe901610ba9a 100644 --- a/content/ja/case-studies/sos/index.html +++ b/content/ja/case-studies/sos/index.html @@ -26,22 +26,22 @@

ケーススタディ:

課題

SOS Internationalは60年にわたり、北欧諸国の顧客に信頼性の高い緊急医療および旅行支援を提供してきました。近年、同社のビジネス戦略では、デジタル分野での開発をさらに強化する必要がありましたが、ITシステムに関しては -3つの従来のモノリス(Java, .NET, およびIBMのAS/400)とウォーターフォールアプローチにおいて「SOSには非常に断片化された遺産があります。」とエンタープライズアーキテクチャー責任者のMartin Ahrentsen氏は言います。「新しいテクノロジーと新しい働き方の両方を導入することを余儀なくされているので、市場投入までの時間を短縮して効率を高めることができました。それははるかに機敏なアプローチであり、私たちにはそれをビジネスに提供するのに役立つプラットフォームが必要でした。」 +3つの従来のモノリス(Java, .NET, およびIBMのAS/400)とウォーターフォールアプローチにおいて「SOSには非常に断片化された遺産があります。」とエンタープライズアーキテクチャー責任者のMartin Ahrentsen氏は言います。「新しい技術と新しい働き方の両方を導入することを余儀なくされているので、市場投入までの時間を短縮して効率を高めることができました。それははるかに機敏なアプローチであり、私たちにはそれをビジネスに提供するのに役立つプラットフォームが必要でした。」

ソリューション

- 標準システムの模索に失敗した後、同社はプラットフォームアプローチを採用し、Kubernetesとコンテナテクノロジーを包含するソリューションを探すことにしました。RedHat OpenShiftはSOSの断片化されたシステムに最適であることが証明されました。「私たちはコード言語とその他の両方を使用する多くの異なる技術を持っていますが、それらはすべて新しいプラットフォーム上のリソースを使用できます。」とAhrentsen氏は言います。同社の3つのモノリスのうち、「この最先端のテクノロジーを2つ(.NETとJava)に提供できます。」このプラットフォームは2018年春に公開されました。現在、マイクロサービスアーキテクチャーに基づく6つの未開発プロジェクトが進行中であり、さらに、同社のJavaアプリケーションはすべて「リフト&シフト」移行を行っています。 + 標準システムの模索に失敗した後、同社はプラットフォームアプローチを採用し、Kubernetesとコンテナ技術を包含するソリューションを探すことにしました。RedHat OpenShiftはSOSの断片化されたシステムに最適であることが証明されました。「私たちはコード言語とその他の両方を使用する多くの異なる技術を持っていますが、それらはすべて新しいプラットフォーム上のリソースを使用できます。」とAhrentsen氏は言います。同社にある3つのモノリスの中で、「2つ(.NETとJava)に対してこの最先端の技術を提供できます。」このプラットフォームは2018年春に公開されました。現在、マイクロサービスアーキテクチャーに基づく6つの未開発プロジェクトが進行中であり、さらに、同社のJavaアプリケーションはすべて「リフト&シフト」移行を行っています。

影響

- Kubernetesによって「市場投入までの時間、アジリティ、および変更と新しいテクノロジーに適応する能力の向上を実現しました。」とAhrentsen氏は語ります。「ソフトウェアのリリース準備ができてからリリースできるまでの時間が大幅に改善されました。」SOS Internationalの考え方も劇的に変わりました。「自動化、CI/CDパイプラインの作成を容易にするKubernetesとスクリプトへの簡単なアクセスがあるので、この完全自動化の方法に至る所で多くの内部的な関心が生まれています。旅を始めるために非常に良い気候を作り出しています。」と彼は言います。さらに、クラウドネイティブのコミュニティの一員であることは、同社が人材を引き付けるのに役立ちました。「彼らはクールで新しいテクノロジーを使いたいと思っています」とAhrentsen氏は言います。「新しいテクノロジーを提供したという理由でITプロフェッショナルが我が社を選んでいたことが新人研修の時にわかりました。」 + Kubernetesによって「市場投入までの時間、アジリティ、および変更と新しい技術に適応する能力の向上を実現しました。」とAhrentsen氏は語ります。「ソフトウェアのリリース準備ができてからリリースできるまでの時間が大幅に改善されました。」SOS Internationalの考え方も劇的に変わりました。「自動化、CI/CDパイプラインの作成を容易にするKubernetesとスクリプトへの簡単なアクセスがあるので、この完全自動化の方法に至る所で多くの内部的な関心が生まれています。旅を始めるために非常に良い気候を作り出しています。」と彼は言います。さらに、クラウドネイティブのコミュニティの一員であることは、同社が人材を引き付けるのに役立ちました。「彼らはクールで新しい技術を使いたいと思っています」とAhrentsen氏は言います。「ITプロフェッショナルが新しい技術を提供したという理由で我が社を選んでいたことが新人研修の時にわかりました。」
- 「クラウドネイティブソフトウェアとテクノロジーが現在推進している変化の速度は驚くべきものであり、それをフォローして採用することは私たちにとって非常に重要です。Kubernetesとクラウドネイティブが提供する驚くべき技術はデジタルの未来に向けてSOSに変化をもたらしました。 + 「クラウドネイティブなソフトウェアや技術が現在推進している変化の速度は驚くべきものであり、それに追従して導入することは私たちにとって非常に重要です。Kubernetesとクラウドネイティブが提供する驚くべき技術はデジタルの未来に向けてSOSに変化をもたらしました。

- SOS International エンタープライズアーキテクチャー責任者 Martin Ahrentsen
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影響

SOS Internationalは60年にわたり、北欧諸国の顧客に信頼性の高い緊急医療および旅行支援を提供してきました。

SOSのオペレータは年間100万件の案件を扱い、100万件以上の電話を処理しています。しかし、過去4年間で同社のビジネス戦略にデジタル空間でのますます激しい開発が必要になりました。

- ITシステムに関していえば、会社のデータセンターで稼働する3つの伝統的なモノリスとウォーターフォールアプローチにおいて「SOSは非常に断片化された資産があります。」とエンタープライズアーキテクチャー責任者のMartin Ahrentsen氏は言います。「市場投入までの時間を短縮し、効率を高めるために新しいテクノロジーと新しい働き方の両方を導入する必要がありました。それははるかに機敏なアプローチであり、それをビジネスに提供するために役立つプラットフォームが必要でした。」 + ITシステムに関していえば、会社のデータセンターで稼働する3つの伝統的なモノリスとウォーターフォールアプローチにおいて「SOSは非常に断片化された資産があります。」とエンタープライズアーキテクチャー責任者のMartin Ahrentsen氏は言います。「市場投入までの時間を短縮し、効率を高めるために新しい技術と新しい働き方の両方を導入する必要がありました。それははるかに機敏なアプローチであり、それをビジネスに提供するために役立つプラットフォームが必要でした。」

- Ahrentsen氏と彼のチームは長い間SOSで機能する標準のソリューションを探していました。「私たちのような支援会社はそれほど多くないので、それにふさわしい標準システムを入手することはできません。完全に一致するものがないのです。」と彼は言います。「標準システムを採用したとしても、あまりにもひねりすぎて、もはや標準ではないものになるでしょう。そのため、新しいデジタルシステムとコアシステムを構築するために使用できるいくつかの共通コンポーネントを備えたテクノロジープラットフォームを見つけることにしました。」 + Ahrentsen氏と彼のチームは長い間SOSで機能する標準のソリューションを探していました。「私たちのような支援会社はそれほど多くないので、それにふさわしい標準システムを入手することはできません。完全に一致するものがないのです。」と彼は言います。「標準システムを採用したとしても、あまりにもひねりすぎて、もはや標準ではないものになるでしょう。そのため、新しいデジタルシステムとコアシステムを構築するために使用できるいくつかの共通コンポーネントを備えた技術プラットフォームを見つけることにしました。」
- 「私たちは新しいデジタルサービスを提供しなければなりませんが、古いものも移行する必要があります。そして、コアシステムをこのプラットフォーム上に構築された新しいシステムに変換する必要があります。このテクノロジーを選んだ理由の1つは古いデジタルサービスを変更しながら新しいサービスを構築できるからです。」 + 「私たちは新しいデジタルサービスを提供しなければなりませんが、古いものも移行する必要があります。そして、コアシステムをこのプラットフォーム上に構築された新しいシステムに変換する必要があります。この技術を選んだ理由の1つは古いデジタルサービスを変更しながら新しいサービスを構築できるからです。」

- SOS International エンタープライズアーキテクチャー責任者 Martin Ahrentsen
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SOS Internationalは60年にわたり、北欧諸国の顧客に信頼性の
Kubernetesができることを理解すると、Ahrentsen氏はすぐにビジネスニーズを満たすことができるプラットフォームに目を向けました。同社はDockerコンテナとKubernetesを組み込んだRed HatのOpenShift Container Platformを採用しました。また、RedHat Hyperconverged Infrastructureや一部のミッドウェアコンポーネントなど、すべてオープンソースコミュニティで提供されている技術スタックも利用することを決めました。

- テクノロジーやアジリティの適合性、法的要件、およびコンピテンシーという同社の基準に基づくと、OpenShiftソリューションはSOSの断片化されたシステムに完全に適合するように思われました。「私たちはコード言語とそれ以外の両方を使用する多くの異なる技術を持っています。それらはすべて新しいプラットフォーム上のリソースを使用できます。」とAhrentsen氏は言います。同社の3つのモノリスのうち、「この最先端のテクノロジーを2つ(.NETとJava)に提供できます。」

+ 技術やアジリティの適合性、法的要件、およびコンピテンシーという同社の基準に基づくと、OpenShiftソリューションはSOSの断片化されたシステムに完全に適合するように思われました。「私たちはコード言語とそれ以外の両方を使用する多くの異なる技術を持っています。それらはすべて新しいプラットフォーム上のリソースを使用できます。」とAhrentsen氏は言います。同社にある3つのモノリスの中で、「2つ(.NETとJava)に対してこの最先端の技術を提供できます。」

プラットフォームは2018年春に公開されました。マイクロサービスアーキテクチャーに基づく6つの未開発のプロジェクトが最初に開始されました。さらに、同社のJavaアプリケーションはすべて「リフト&シフト」移行を行っています。最初に稼働しているKubernetesベースのプロジェクトの一つがRemote Medical Treatmentです。これは顧客が音声、チャット、ビデオを介してSOSアラームセンターに連絡できるソリューションです。「完全なCI/CDパイプラインと最新のマイクロサービスアーキテクチャーをすべて2つのOpenShiftクラスターセットアップで実行することに焦点を当てて、非常に短時間で開発できました。」とAhrentsen氏は言います。北欧諸国へのレスキュートラックの派遣に使用されるOnsite、および、レッカー車の追跡を可能にするFollow Your Truckも展開されています。
- 「新しいテクノロジーを提供したという理由でITプロフェッショナルが我が社を選んでいたことが新人研修の時にわかりました。」 + 「ITプロフェッショナルが新しい技術を提供したという理由で我が社を選んでいたことが新人研修の時にわかりました。」

- SOS International エンタープライズアーキテクチャー責任者 Martin Ahrentsen
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SOS Internationalは60年にわたり、北欧諸国の顧客に信頼性の
プラットフォームがまだオンプレミスで稼働しているのは、保険業界のSOSの顧客の一部は同社がデータを処理しているためまだクラウド戦略を持っていないためです。KubernetesはSOSがデータセンターで開始し、ビジネスの準備ができたらクラウドに移行できるようにします。「今後3~5年にわたって、彼らすべてが戦略を持ち、そして、データを取り出してクラウドに移行できるでしょう。」とAhrentsen氏は言います。機密データと非機密データのハイブリッドクラウド設定に移行する可能性もあります。

- SOSの技術は確かに過渡期にあります。「新しいデジタルサービスを提供する必要がありますが、古いものも移行する必要があり、コアシステムをこのプラットフォーム上に構築された新しいシステムに変換しなければなりません。」とAhrentsen氏は言います。「このテクノロジーを選んだ理由の1つは古いデジタルサービスを変更しながら新しいサービスを構築できるからです。」

+ SOSの技術は確かに過渡期にあります。「新しいデジタルサービスを提供する必要がありますが、古いものも移行する必要があり、コアシステムをこのプラットフォーム上に構築された新しいシステムに変換しなければなりません。」とAhrentsen氏は言います。「この技術を選んだ理由の1つは古いデジタルサービスを変更しながら新しいサービスを構築できるからです。」

しかし、Kubernetesはすでに市場投入までの時間を短縮しており、そのことは、新興プロジェクトがいかに迅速に開発され、リリースされたかにも表れています。「ソフトウェアのリリース準備ができてからリリース可能になるまでの時間は劇的に改善されました。」とAhrentsen氏は言います。

- さらに、クラウドネイティブのコミュニティの一員であることは、エンジニア、オペレーター、アーキテクトの数を今年60から100に増やすという目標を追求するうえで、同社が人材を引き付けるのに役立ちました。「彼らはクールで新しいテクノロジーを使いたいと思っています。」とAhrentsenは言います。「新しいテクノロジーを提供したという理由でITプロフェッショナルが我が社を選んでいたことが新人研修の時にわかりました。」 + さらに、クラウドネイティブのコミュニティの一員であることは、エンジニア、オペレーター、アーキテクトの数を今年60から100に増やすという目標を追求するうえで、同社が人材を引き付けるのに役立ちました。「彼らはクールで新しい技術を使いたいと思っています。」とAhrentsenは言います。「ITプロフェッショナルが新しい技術を提供したという理由で我が社を選んでいたことが新人研修の時にわかりました。」
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SOS Internationalは60年にわたり、北欧諸国の顧客に信頼性の 代表例:自動車へのIoTの導入。欧州委員会は現在、すべての新車にeCallを装備することを義務づけています。eCallは重大な交通事故が発生した場合に位置やその他データを送信します。SOSはこのサービスをスマート自動支援として提供しています。「電話を受けて、緊急対応チームを派遣する必要があるかどうか、またはそれほど大きな影響がないどうかを確認します。」とAhrentsen氏は言います。「すべてが接続され、データを送信する未来の世界は、新しい市場機会という点で私たちにとって大きな可能性を生み出します。しかし、それはまたITプラットフォームと私たちが提供すべきものに大きな需要をもたらすでしょう。」

- Ahrentsen氏はSOSが技術の選択を行ってきたことを考えると、この課題に十分対応できると感じています。「クラウドネイティブソフトウェアとテクノロジーが現在推進している変化の速度は驚くべきものであり、それに追従して採用することは私たちにとって非常に重要です。」と彼は言います。「Kubernetesとクラウドネイティブが提供する驚くべきテクノロジーは、デジタルの未来に向けてSOSに変化をもたらし始めました。」 + Ahrentsen氏はSOSが技術の選択を行ってきたことを考えると、この課題に十分対応できると感じています。「クラウドネイティブなソフトウェアや技術が現在推進している変化の速度は驚くべきものであり、それに追従して採用することは私たちにとって非常に重要です。」と彼は言います。「Kubernetesとクラウドネイティブが提供する驚くべき技術は、デジタルの未来に向けてSOSに変化をもたらし始めました。」