統計分析を実施するためのデータの抽出

[Masayoshi-Suzuki]

いつもKHCoderを使わせていただいております。
突然のお尋ねになり，申し訳ございません。

現在，製品のソフトバグ内容とそのバグ改修にかかった時間の調査を実施しています。

Excelでクレーム内容に就きましては、自由記述で、その隣の列に改修時間（日数）を纏めています。（全体で5,000行程度あります）

　　例：バグ内容（A列）,改修時間（B列）
　　　　画面がロックする,8日間
　　　　画面のアイコンが押せない,5日間
　　　　表示文字が化けている,1日間

バグ内容にKHCoderを使わせていただき，
抽出語リスト・共起ネットワ-ク・多次元尺度法からバグ内容の可視化が実施できています。
このような可視化においては、KHCoderは非常に有効です。

（ここで下記の質問がございます。）

バグ内容と改修時間の関連性を調べてみようと考えておりますが、
バグ内容の抽出語リスト・共起ネットワ-ク・多次元尺度法に
この改修時間を紐づけてKHCoderからCSV等でExport出来ないかと思っております。

CSVでExportした後は、相関あるいは，ロジスティック回帰を考えています。
（どの不具合現象に改修時間を要しているか）

以上、上記のような分析が可能ではないかと思って投稿する次第です。
他に、もっと良い方法がありましたら、ご教授頂ければ大変助かります。

[ko-ichi-h]

こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。

バグ内容の抽出語リスト・共起ネットワ-ク・多次元尺度法に
この改修時間を紐づけてKHCoderからCSV等でExport出来ないかと思っております。

「プロジェクト」「エクスポート」メニューから，「文書×抽出語」表や「文書×コード」表を出力して，もとの入力データ（改修時間）と結合すれば，統計ソフトウェア上で様々な分析ができようかと存じます。

ただ，もし私であればKH Coder上での分析をまずは行ってみることで，様子をつかむだろうと思います。そのためには改修時間を「短」「中」「長」のようにカテゴリ化してKH Coderに読み込みます。そして，「長」に特徴的な語を（対応分析／特徴語リストアップ／共起ネットワークなどから）調べるのが簡単そうでしょうか。

[SuzukiMasayoshi]

樋口先生

早々のご回答ありがとうございます。

「プロジェクト」「エクスポート」メニューから，「文書×抽出語」表でエクセルデータの各行に対して、形態素解析の頻出語をExport出来ました。

アドバイス頂きました改修時間を「短」「中」「長」のようにカテゴリ化してKHCoderで読み込ませたでみましたところ、データの層別を確認することが出来ました。

以上、大変助かりました。ありがとうございました。