diff --git a/content/ja/docs/concepts/cluster-administration/controller-metrics.md b/content/ja/docs/concepts/cluster-administration/controller-metrics.md new file mode 100644 index 0000000000000..d8fb5232f939a --- /dev/null +++ b/content/ja/docs/concepts/cluster-administration/controller-metrics.md @@ -0,0 +1,42 @@ +--- +title: コントローラーマネージャーの指標 +content_template: templates/concept +weight: 100 +--- + +{{% capture overview %}} +コントローラーマネージャーの指標は、コントローラー内部のパフォーマンスについての重要で正確な情報と、クラウドコントローラーの状態についての情報を提供します。 + +{{% /capture %}} + +{{% capture body %}} +## コントローラーマネージャーの指標とは何か + +コントローラーマネージャーの指標は、コントローラー内部のパフォーマンスについての重要で正確な情報と、クラウドコントローラーの状態についての情報を提供します。 +これらの指標にはgo_routineのカウントなどの一般的なGo言語ランタイムの指標と、etcdのリクエストレイテンシまたはCloudprovider(AWS、GCE、OpenStack)APIのレイテンシといったコントローラー固有の指標が含まれていて、クラスターの状態を測定するために利用できます。 + +Kubernetes 1.7からGCE、AWS、Vsphere、OpenStackのストレージ操作の詳細なCloudproviderの指標が利用可能になりました。 +これらの指標は永続的ボリュームの操作状況を監視するために利用できます。 + +たとえば、GCEの場合にはこれらの指標は次のように呼び出されます。 + +``` +cloudprovider_gce_api_request_duration_seconds { request = "instance_list"} +cloudprovider_gce_api_request_duration_seconds { request = "disk_insert"} +cloudprovider_gce_api_request_duration_seconds { request = "disk_delete"} +cloudprovider_gce_api_request_duration_seconds { request = "attach_disk"} +cloudprovider_gce_api_request_duration_seconds { request = "detach_disk"} +cloudprovider_gce_api_request_duration_seconds { request = "list_disk"} +``` + + + +## 設定 + +クラスターではコントローラーマネージャーの指標はコントローラーマネージャーが実行されているホストの`http://localhost:10252/metrics`から取得可能です。 + +この指標は[prometheusフォーマット](https://prometheus.io/docs/instrumenting/exposition_formats/)で出力され人間が読める形式になっています。 + +本番環境ではこれらの指標を定期的に収集し、なんらかの時系列データベースで使用できるようにprometheusやその他の指標のスクレイパーを構成することが推奨されます。 + +{{% /capture %}}