Helixの使い方をデフォルトキーマップで説明します。
左右の接続には3極(TRS)もしくは4極(TRRS)のステレオオーディオミニプラグを使用します。
(LEDやOLEDを使用する場合でも3極で問題ありません)
※故障する恐れがありますのでUSBケーブルを繋げたままでの挿抜はしないでください。
Helixは通常のキーボードと比較して明らかにキーの数が足りません。
キーマップはレイヤーを重ねた多層構造になっており、収まらないキーやHelixの設定を変える機能キーは別のレイヤーに入っています。
優先順位 | レイヤー番号 | レイヤー名 | 内容 |
---|---|---|---|
高い | 5 | Adjust | 機能キー |
4 | Raise | 記号類(ピンク) | |
3 | Lower | 記号類(ブルー) | |
2 | Dvorak | Dvorak配列 | |
1 | Colemak | Colemak配列 | |
低い | 0 | Qwerty | QWERTY配列(ベース) |
ベースレイヤー以外は普段は隠れていますが、対応するレイヤーキーを押すことで現在の配列の上にそのレイヤーが現れます。重なったところは、レイヤー番号が大きいほうが優先順位が高くなりますので、キーコードが変わることになります。
具体例をあげると、RaiseとLowerをQwertyに重ねたのが下の画像です。
例えばピンクのRaiserキーを押しながらaを押すと、F1キーなります。
次にAdjustとQwertyを重ねたのが下の画像です。
例えばAdjustを押しながらqを押すとキーボードがリセットされ、書き込みモードになります。(リセットスイッチを押したときと同じ状態)
また、デフォルトキーマップでは、Lower + Raiseの同時押しはAdjustとなるようにしています。
バックライトやUnderglowをコントロールするにはAdjustレイヤーにある機能キーを使います。
コマンド | デフォルトレイアウト | コード |
---|---|---|
オン/オフ | Adjust + , | RGB_TOG |
モード | Adjust + Left | RGB_SMOD |
リセット | Adjust + w | RGBRST |
色相 + | Adjust + . | RGB_HUI |
色相 - | Adjust + Down | RGB_HUD |
彩度 + | Adjust + / | RGB_SAI |
彩度 - | Adjust + Up | RGB_SAD |
明度 + | Adjust + Enter | RGB_VAI |
明度 - | Adjust + Right | RGB_VAD |
MacモードはEISUキーとKANAキーがそれぞれ英数キーとかなキーとして入力されます。
WinモードはEISUキーとKANAキーが共に Alt + `(日本語IMEの切り替え)として入力されます。
また、AltキーとGUIキーが入れ替わります。
現在のモードはOLEDにアイコンとして表示されます。
コマンド | デフォルトレイアウト | コード |
---|---|---|
Macモード | Adjust + g | AG_NORM |
Winモード | Adjust + h | AG_SWAP |